むかしむかしあるところに、死体がありました。　（双葉文庫）

青柳碧人

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商品情報

発売日： 2021年09月09日頃
著者／編集：青柳碧人(著)
シリーズ：むかしむかしあるところに、死体がありました。
レーベル：双葉文庫
出版社：双葉社
発行形態：文庫
ページ数： 296p
ISBN： 9784575524970

商品説明

内容紹介（出版社より）

このミステリは、もはや発明です。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

昔ばなしが、まさかのミステリに！「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さまご存じの“日本昔ばなし”を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解いたまったく新しいミステリ。「え！なんでこうなるの？」「なんと、この人が…」と驚き連続の５編を収録。数々の年間ミステリにランクイン＆本屋大賞ノミネートを果たした話題作、待望の文庫化。

目次（「BOOK」データベースより）

一寸法師の不在証明／花咲か死者伝言／つるの倒叙がえし／密室龍宮城／絶海の鬼ヶ島

著者情報（「BOOK」データベースより）

青柳碧人（アオヤギアイト）
１９８０年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。２００９年『浜村渚の計算ノート』で第３回「講談社Ｂｉｒｔｈ」小説部門を受賞してデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（253件）

総合評価: 3.75

ブックスのレビュー（10件）

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(無題)

孤高の放浪人マッキー

評価 3.00

投稿日：2022年09月21日

別の本を検索している時に、偶然目についたので購入しました。ミステリーのベースとなる昔話は全話知っているものだったので、楽しんで読むことが出来ました。特に「つるの倒叙がえし」は話の途中に辻褄が合わない箇所がいくつもあり、どうロジックを構築するのかと思っていたら、最後に【こうきたか！】という展開で作者にやられました。ただ後味がスッキリする様な物語が無かったのだけは残念です。

1人が参考になったと回答
大元を知らなくても面白い

nanu1544

評価 4.00

投稿日：2022年03月06日

昔ばなしは、タイトルは知ってるけど、内容を全部把握してるかといわれたら、私は、そうでもない。
「浦島太郎」なんて、亀・龍宮城・箱・煙・老ける、ぐらいのキーワードだけで、物語を語れとなったら、
説明できひん。
「一寸法師」なんて、タイトルしかわからへん。
きっと、幼少期に昔ばなしを読んできたか、読んでないか、その辺の差なんかな。
そんな自分が、この本を楽しめるのかと思ったけど、結構面白かった。
詳しくは知らんくても、何となくは知ってるから、内容が入りやすく、これを新しいミステリ小説として、
一から読むことができる。
新たに加えられてる内容が面白くて、特に「密室龍宮城」と「つるの倒叙がえし」が、上手くできてて好き。

1人が参考になったと回答
おもしろかった

購入者さん

評価 5.00

投稿日：2021年10月08日

短編集です。どの話も伏線にラインマーカーして最後に答え合わせしたいような面白さでした。ハードカバーは保管に場所を取るので、続編の文庫化が楽しみです。

1人が参考になったと回答