荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書 2662)
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商品説明
内容紹介(JPROより)
農業経営と領地支配の仕組みとして、日本中世の政治・経済・社会の根幹をなした荘園制の全体像をわかりやすく解説する。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
荘園は日本の原風景である。公家や寺社、武家など支配層の私有農園をいい、奈良時代に始まる。平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった。鎌倉時代以降、武士勢力に侵食されながらも存続し、応仁の乱後に終焉を迎えた。私利私欲で土地を囲い込み、国の秩序を乱したと見られがちな荘園だが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面は見逃せない。新知見もふまえ、中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 律令制と初期荘園/第2章 摂関政治と免田型荘園/第3章 中世の胎動/第4章 院政と領域型荘園/第5章 武家政権と荘園制/第6章 中世荘園の世界/第7章 鎌倉後期の転換/第8章 南北朝・室町時代の荘園制/第9章 荘園制の動揺と解体/終章 日本の荘園とは何だったのか
著者情報(「BOOK」データベースより)
伊藤俊一(イトウトシカズ)
1958年(昭和33年)、愛知県に生まれる。京都大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科に進み、博士(文学)を取得。名城大学教職課程部専任講師などを経て、同大学人間学部教授。専門分野は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(27件)
- 総合評価
4.42
ブックスのレビュー(1件)
-
(無題)
- saka-ref
- 投稿日:2025年08月07日
奈良・平安から室町時代にかけての通史という視点で書かれた本書を読むと、律令国家の財源としての荘園から、天皇・摂関家の私的所有、武家領と寺社本所領への二分と、既存の枠組みを生かしながらも経営方法が複雑に変わっていったことがよく分った。天皇・摂関家の荘園からの収入が、壮麗な寺社の建立の財源になっていたことは目から鱗だった。古気候学と歴史学の共同研究の結果から、中世の地球規模の気候変動がもたらした飢饉が、力を付けてきた百姓の蜂起へとつながる。応仁の乱が、荘園制度を終わらせる要因になったのも興味深い。
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![荘園墾田永年私財法から応仁の乱まで(中公新書2662)[伊藤俊一]](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/6620/9784121026620_1_3.jpg)









