ティーク文学とアインザームカイト 静けさ、安らぎ、喜び、そして自然
山縣 光晶
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商品説明
内容紹介(出版社より)
ドイツロマン主義文学の代表的文豪であるルートヴィヒ・ティーク。
本書は、ティークの作品を通じてアインザームカイトのもつ多様で重層的な意味合いを探求する。
個人としての生のあり方が改めて本格的に問われた時代において、アインザームカイトという詩的、文学的表象はどのような意味をもっていたのか、ティークの作品におけるアインザームカイトのモティーフは何を読者に語りかけるのか。(本文より)
「孤独」と相通ずるところもあるアインザームカイト。孤独が大きな問題となっている今日、本書は私たちの生に大きな示唆を与えてくれる。
目次:
本書への誘い
緒言
1.研究の枠組み、方法
2.アインザームカイト観の史的変遷
3.ティークのアインザームカイトのモティーフに関する先行研究史
4.ティークの青年期のアインザームカイト体験
5.ティークの作品群におけるアインザームカイトのモティーフの諸相
5. 1.信ずるものが失われた不安のアインザームカイト、隠者とアインザームカイトー『アブダラ』におけるアインザームカイトのモティーフ
5. 2.ヴァルトアインザームカイト:信頼と疑念、無垢と悟性ー『金髪のエックベルト』におけるアインザームカイトのモティーフ
5. 3.「私」の探求とアインザームカイトー『フランツ・シュテルンバルトの遍歴』と『ルーネンベルク』におけるアインザームカイトのモティーフ
5. 4.仮面と生ー『山の老人』における「彼のアインザームカイト」
5. 5.夫婦愛に示される生に不可欠なアインザームカイト:夫婦愛とアインザームカイトー『生の余剰』におけるアインザームカイトのモティーフ
5. 6. 手の届かないヴァルトアインザームカイトあるいは失われた楽園ーノヴェレ『ヴァルトアインザームカイト』におけるアインザームカイトのモティーフ
5. 7. アインザームカイトと日本語の「孤独」-ティークの作品におけるアインザームカイトを巡る補足的考察
6.アインザームカイトのモティーフとイロニーーアインザームカイトのモティーフについての文芸論的考察
6.1. 日常語としてのアインザームカイトから詩的表象としてのアインザームカイトへ
6. 2. ティークのイロニー観
6. 3. ヴァルトアインザームカイトーティークのイロニーの極致
6. 4. 変容するアインザームカイトのモティーフ、一貫して流れるアインザームカイトのモティーフ
結語
あとがき
文献一覧
内容紹介(「BOOK」データベースより)
ドイツロマン主義文学の代表的文豪であるルートヴィヒ・ティーク。本書は、ティークの作品を通じてアインザームカイトのもつ多様で重層的な意味合いを探求する。
目次(「BOOK」データベースより)
研究の枠組み、方法/アインザームカイト観の史的変遷/ティークのアインザームカイトのモティーフに関する先考研究史/ティークの青年期のアインザームカイト体験/ティークの作品群におけるアインザームカイトのモティーフの諸相/信ずるものが失われた不安のアインザームカイト、隠者とアインザームカイトー『アブダラ』におけるアインザームカイトのモティーフ/ヴァルトアインザームカイト:信頼と疑念、無垢と悟性ー『金髪のエックベルト』におけるアインザームカイトのモティーフ/「私」の探求とアインザームカイトー『フランツ・シュテルンバルトの遍歴』と『ルーネンベルク』におけるアインザームカイトのモティーフ/仮面と生ー『山の老人』における「彼のアインザームカイト」/夫婦愛に示される生に不可欠なアインザームカイト:夫婦愛とアインザームカイトー『生の余剰』におけるアインザームカイトのモティーフ/手の届かないヴァルトアインザームカイトあるいは失われた楽園ーノヴェレ『ヴァルトアインザームカイト』におけるアインザームカイトのモティーフ/アインザームカイトと日本語の「孤独」-ティークの作品におけるアインザームカイトを巡る補足的考察/アインザームカイトのモティーフとイロニーーアインザームカイトのモティーフについての文芸論的考察/日常語としてのアインザームカイトから詩的表象としてのアインザームカイトへ/ティークのイロニー観/ヴァルトアインザームカイトーティークのイロニーの極致/変容するアインザームカイトのモティーフ、一貫して流れるアインザームカイトのモティーフ/結語/あとがき
著者情報(「BOOK」データベースより)
山縣光晶(ヤマガタミツアキ)
1950年生まれ。ドイツ環境政策研究所所長、林業経済研究所フェロー研究員。1972年、東京農工大学農学部卒業。2013年、上智大学大学院文学研究科(ドイツ文学専攻)博士後期課程修了。博士(文学)。林野庁国有林野総合利用推進室長、近畿中国森林管理局計画部長、岐阜県立森林文化アカデミー教授、東京農工大学・京都精華大学・上智大学講師、林道安全協会専務理事、全国森林組合連合会常務理事、一般財団法人林業経済研究所所長などを歴任。日本独文学会会員。専門はドイツロマン主義文学、環境問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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