内容紹介（「BOOK」データベースより）

耳を澄ますと聞こえてくる、二千億の魂の叫び。見つけて、わたしを見つけて！閉塞した「世界」に木霊する、宮内文学の新たな挑戦。著者４年ぶりの小説刊行。

目次（「BOOK」データベースより）

ルーシー／噴火湾／Ａの夢／Ａの脳／幻の国／見果てぬ夢／さあ、撃て！／アダムとビビ／霧の奥／林檎の逃亡／虎よ、虎よ！／文字禍／寒山拾得／老いゆく摩天楼／白鳥座Ｘ-１／ヒラックス先生／知性と獣性／冬の青空／老いた超人／幽霊船／食物連鎖／アンデスの聖餐／養老渓谷／ぼんやりとした不安／三番目のルーシー／コロナの日々

著者情報（「BOOK」データベースより）

宮内勝典（ミヤウチカツスケ）
１９４４年ハルビン生まれ。鹿児島の高校を卒業後、渡米。アメリカで通算１３年暮らす。世界６０数カ国を歩く。早稲田大学客員教授、大阪芸術大学教授などを歴任。著書に『南風』（文藝賞）『金色の象』（野間文芸新人賞）『焼身』（読売文学賞、芸術選奨）『魔王の愛』（伊藤整文学賞）など多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）