内容紹介（出版社より）

鎌倉時代、越後・柏崎に実在した毛利氏の本領「佐橋ノ荘」。これを相続した毛利基親に、実弟の時親が反旗を翻す。世阿弥の能『柏崎』に着想を得、毛利一族の家督争いを巧みに描いた歴史小説。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

鎌倉時代中期、越後佐橋ノ荘を本拠とした毛利の惣領基親に、鎌倉から報せが届く。それは父経光の遺言だった。毛利は四男時親に継がせるー。戦国大名「毛利氏」の、秘められた前史を描く。

著者情報（「BOOK」データベースより）

横村出（ヨコムライズル）
１９６２年、新潟県柏崎市生まれ。柏崎高校と早大政経学部を卒業、早大大学院修了。元朝日新聞記者で海外特派員。ノンフィクション作品に『チェチェンの呪縛』（岩波書店）があり、小説では『放下』（新潟日報事業社）が第一作になる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）