同志少女よ、敵を撃て
逢坂 冬馬
- 発行形態:
- 紙書籍 (単行本)
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内容紹介(出版社より)
1942年、独ソ戦のさなか、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、ドイツ軍の襲撃により突如奪われる。母を殺され、復讐を誓った彼女は、女性狙撃小隊の一員となりスターリングラードの前線へ──。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。驚愕のデビュー作。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞、2022年本屋大賞受賞
著者情報(「BOOK」データベースより)
逢坂冬馬(アイサカトウマ)
1985年生まれ。明治学院大学国際学部国際学科卒、『同志少女よ、敵を撃て』で、第11回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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商品レビュー(531件)
- 総合評価
4.47
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(無題)
- uma5624
- 投稿日:2022年04月16日
以前新聞の新書紹介欄で知りました。ロシアがウクライナに侵略し色々なな事が表面化してから、本屋に行ったら無かったので3/20ネットで取り寄せました。第2次世界大戦の独ソ戦の時のタバーロッシ(同志)フィーマの物語です。一人の少女が狙撃兵として自分の大切な人を失いながら、キャリアアップしていく話です。その中でヒットラーのドイツとスターリンのソ連の戦争の悲惨さは去年の11月に発行されたのに、今のウクライナの事を考えさせれます。当時ソ連には2000名の女性狙撃兵がいて終戦まで生き残れたのは500名に満たなかったと言われます。女性狙撃小隊のシスターフッドにも感動しました。「戦争は女の顔していない」という事が分かりました。4/6に本屋大賞になってから、本屋に行ったら沢山有りました。今読むべき本だと思います。色々な事柄が最後に結びついてくる構成も見事です。アガサ・クリスティー賞も受賞しています。次の作品も楽しみです。ドイツは負けたので戦争犯罪が裁判によって裁かれたが、ソ連は勝った為に戦争犯罪は裁かれず、現在のプーチンまで戦争犯罪が続いている。そういう同時代性も背負っている作品です。
2人が参考になったと回答
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オススメ
- はるまま0727
- 投稿日:2022年02月04日
読んでみたくて買いました。分厚く、字も小さいですが根気よく読んで行こうと思います
1人が参考になったと回答
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本当の悪、「敵」は何か
- 購入者さん
- 投稿日:2021年11月28日
実在したソ連女性狙撃部隊を元にした小説。
兵士として優秀になり人として壊れていく彼女。
それでも守るべき者の為戦い続けた先に目にした光景、真の悪。
何という自分本意!
本能を正当化する歪んだ思考がなくならないなら、平和なんてくる事はない。
人間の本質本能を問う小説だと思う。1人が参考になったと回答