狩りの思考法 (アサヒ・エコ・ブックス 40)
角幡唯介
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商品情報
- 発売日: 2021年10月29日頃
- 著者/編集: 角幡唯介(著)
- レーベル: アサヒ・エコ・ブックス
- 出版社: アサヒグループホールディングス
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 248p
- ISBN: 9784879506368
商品説明
内容紹介(出版社より)
現実は、とても残酷だ。でも現実は、とっても美しい。
未来を見つめて、いまを直視できない私たちへ。
グリーンランドの世界最北の集落シオラパルクから、結氷した海峡を犬ぞりで渡る壮大な旅をしようとしていたのに、新型ウイルスのせいでカナダの入国許可が取り消され、旅ができなくなってしまった! 氷に囲まれた小さな村にいる間に、世界は一変してしまったらしい。
だが、感染症によってもたらされた明日をも知れない世界は、角幡唯介が探検によって求めてきた世界の姿と似たところがあるーー。
■北極圏で生き抜いてきたイヌイットの知恵
シオラパルクのイヌイットは、農業ができない土地で、数千年ものあいだ狩猟による生活をつづけてきました。彼らと同じ生活をしてわかった、厳しい世界と向き合う方法。その秘密は、イヌイットが口癖のように言う「ナルホイヤ」という言葉に秘められていました。
この「ナルホイヤ」という言葉から、イヌイットが厳しい環境を生き抜いてきた知恵をうかがい知ることができます。
■狩りと漂泊の旅
前時代のイヌイット猟師のように、食料をほとんど持たず犬ぞりで移動し、狩りの獲物だけを頼りに2カ月ものあいだ旅行をする。そこには、日本の都市での「安全な」暮らしとは対照的な世界が広がっています。
狩りとは、旅とは、生と死、偶然と運命とはーー明日の食べ物があるかどうかもわからず、ときに野生動物に襲われかけながら、狩りと旅をした経験から、角幡唯介が考え、発見したことを、軽やかな筆致で語っています。
いつもと同じ生活が、少しだけ違った景色に見えてくる。そんな一冊です。
コロナ以後と未来予期
死が傍らにある村
ナルホイヤの思想
計画と漂泊
モラルとしてのナルホイヤ
偶然と調和
死んだ動物の眼
あとがき
内容紹介(「BOOK」データベースより)
未来を見つめて、いまを直視できない私たちへ。現実は、とても残酷だ。でも現実は、とっても美しい。
目次(「BOOK」データベースより)
コロナ以後と未来予期/死が傍らにある村/ナルホイヤの思想/計画と漂泊/モラルとしてのナルホイヤ/偶然と調和/死んだ動物の眼
著者情報(「BOOK」データベースより)
角幡唯介(カクハタユウスケ)
1976(昭和51)年北海道生まれ。早稲田大学卒業。同大探検部OB。新聞記者を経て探検家・作家に。チベット奥地にあるツアンポー峡谷を探検した記録『空白の五マイル』で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞などを受賞。その後、北極で全滅した英国フランクリン探検隊の足跡を追った『アグルーカの行方』や、行方不明になった沖縄のマグロ漁船を追った『漂流』など、自身の冒険旅行と取材調査を融合した作品を発表する。2018年には、太陽が昇らない北極の極夜を探検した『極夜行』でヤフーニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞を受賞し話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(21件)
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