片想い　（文春文庫）
東野圭吾

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商品情報

発売日： 2004年08月03日頃
著者／編集：東野圭吾(著)
シリーズ：片想い
関連作品：片想い
レーベル：文春文庫
出版社：文藝春秋
発行形態：文庫
ページ数： 624p
ISBN： 9784167110093

商品説明

内容紹介（「BOOK」データベースより）

十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが…。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長篇ミステリー。

著者情報（「BOOK」データベースより）

東野圭吾（ヒガシノケイゴ）
１９５８年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、１９８５年、「放課後」で第３１回江戸川乱歩賞受賞。１９９９年、「秘密」で第５２回日本推理作家協会賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（707件）

総合評価: 3.83

ブックスのレビュー（114件）

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(無題)

超哲人

評価 4.00

投稿日：2020年04月02日

タイトルと裏表紙のあらすじからもっと純粋な恋愛物かと勝手に思っていました。まさか『性同一性障害』をメインとした、性的マイノリティーがテーマの問題提起要素の強い作品とは思いませんでした。中盤あたりで少々中だるみの感もありましたが、後半またぐいぐい引き込まれ最後まで一気に読まされてしまいました。男から女、女から男への性別変更希望者のマッチング活動を行っているアングラ組織が登場し、戸籍を変えてまで性別を変更したい人達の切実な生き様も描かれていました。改めて『性』って何だろうと考えさせられる作品でした。その分ミステリー（謎解き）度は低いと思います。ＷＯＷＯＷで中谷美紀主演でドラマ化されているそうなので機会があれば見てみたいと思いました。

15人が参考になったと回答
片想い [ 東野圭吾 ]

pukpukpon

評価 5.00

投稿日：2020年11月29日

通勤電車内で読むために購入しました♪
複雑な人間模様が絡んだ殺人事件ミステリー
性同一性障害と言われている人達の苦悩と殺人事件の真相と結末に驚愕し
意外なストーリー展開で最後までハラハラさせられました♪
また性同一性障害の人への先入観が少し払拭された気もします
普段無意識に感じていた事に確かにそうかも…
と思う事が多く面白かったです(⌒∇⌒)♪

14人が参考になったと回答
(無題)

atesatehoisa

評価 4.00

投稿日：2013年05月05日

十数年前の東野作品。タイトルからして恋愛モノかと思って読みはじめたが
どっこい、想像もしなかった内容です。コインの裏表、いやメビウスの帯の上。
う～む男と女で括れない何か。ミステリーではないのですが、読み応え充分。

5人が参考になったと回答