内容紹介（出版社より）

女性労働力率が高いという共通点をもつ3カ国をインタビューやアンケートから分析して比較する。それらを通して、日本のケアネットワークと愛情規範の特徴を明らかにし、ケアと愛情が強く結び付いて性別役割分業を根強く残存させている実態を浮き彫りにする。
更新日：2025年02月19日

内容紹介（「BOOK」データベースより）

女性労働力率が高いという共通点をもつデンマーク・中国と日本とをインタビューやアンケートをもとに分析して比較する。それらを通して、日本のケアネットワークと愛情規範の特徴を明らかにし、ケアと愛情が強く結び付いて性別役割分業を根強く残存させている実態を浮き彫りにする。

目次（「BOOK」データベースより）

第１章　日本・中国・デンマークの若者のケア意識／第２章　デンマークで子育てに関わるのは誰かー職業キャリアと親業のはざまで／第３章　育児は誰の責任なのかー中国都市家族の育児パターンの変化を手がかりに／第４章　中国の高齢者は誰がケアするのかー大連市での調査を例に／第５章　ケアネットワークと子育てに対する感情の関係を問う／第６章　幸せな家族に「専業母」は必要かー愛情規範の再編成

著者情報（「BOOK」データベースより）

宮坂靖子（ミヤサカヤスコ）
１９６０年、埼玉県生まれ。金城学院大学生活環境学部教授。専攻は家族社会学、ジェンダー論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）