内容紹介（出版社より）

本書は、ジェンダーの視点に立ち、周縁から社会を見ることを主眼とする。
「男女」や「民族」を越える立ち位置から、最も抑圧されている個人や集団の視点から社会や人々の関係性を見る。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

私にとって「在日」として生きることは、社会運動でも研究でもない。「在日」として生きること、それ自体が研究、思考であり、運動だ。

目次（「BOOK」データベースより）

１部　アイデンティティをめぐる物語（名前とアイデンティティ／民族文化とアイデンティティ）／２部　セクシャリティをめぐる出会いと記憶（セクシャリティについての想い／往復書簡対談　セクシャリティから考える「在日性」）／３部　植民地主義がもたらしたもの（忘れられたもう１つの植民地ー旧南洋群島における宗教と政治がもたらした文化的遺制／今私たちに問われていることー関東大震災時朝鮮人虐殺８０周年　ほか）／４部　差別の現在性（日韓（朝）関係から見た在日朝鮮人の人権／日本国（家）を愛せない理由ーかといって愛せる国（家）もない）／５部　民族、宗教、ジェンダー（和解の概念を考えるー差別のトラウマの視点から／信徒と教職の権威を考えるー１信徒のつぶやき　ほか）

著者情報（「BOOK」データベースより）

李恩子（イウンジャ）
Ｎｅｗ　Ｙｏｒｋ　Ｕｎｉｏｎ　Ｔｈｅｏｌｏｇｉｃａｌ　Ｓｅｍｉｎａｒｙ。Ｓｏｃｉａｌ　Ｅｔｈｉｃｓ（Ｐｈ．Ｄ）学位取得。現在、関西学院大学国際学部教員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）