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小説　デジタル人民元

深井律夫

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商品情報

発売日： 2022年05月02日頃
著者／編集：深井律夫(著)
出版社：潮出版社
発行形態：単行本
ページ数： 500p
ISBN： 9784267023422

商品説明

内容紹介（出版社より）

しのぎを削る通貨革命！中国が見つめる未来とはーー
中国はいち早く「デジタル人民元」の運用を開始し、世界の覇権を握ろうとしてる。
出遅れる日本のメガバンクに勤める加賀俊彦は、ある日、中国に出向を命じられる。策謀、裏切り、逆転ーー迫真のストーリーで、いま世界で起きている通貨革命のリアルを描いた国際経済小説！
プロローグ　
第一章　シャドウバンク（影子銀行）
第二章　プルーフ・オブ・ワーク（工作量証明）
第三章　NFT
第四章　デジタル独裁（数字独裁）
第五章　マイニング（挖掘）
モノローグ　
第六章　スマートコントラクト（智能合約）
第七章　メタバース（元宇宙）
エピローグ

著者情報（「BOOK」データベースより）

深井律夫（フカイリツオ）
１９６６年生まれ。大阪外国語大学中国語学科卒業。日本興業銀行（現みずほフィナンシャルグループ）入行後、上海復旦大学留学。同行上海支店などに勤務（２０１３年退職）。２０１０年『連戦連敗』でデビュー。同年『黄土の疾風』で第３回城山三郎経済小説大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（4件）

総合評価: 5.00

ブックスのレビュー（3件）

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おすすめの一冊です

葉子2178

評価 5.00

投稿日：2022年06月25日

ストーリーに引き込まれて一気に読み終わりました。最近読んだ本の中で一番、面白い小説でした。

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メガバンク行員として

フルーツポンチ５５

評価 5.00

投稿日：2022年05月26日

フィンテックの勉強をしようと購読しましたがストーリーに引き込まれて、長い本ですが一気読みしました。最後の逆転劇には本当にびっくり。それにしても赤線を引いた部分が今でも、頭から離れません。（ちなみに銀行員です。）
「正直、日本の銀行員にはもう少し、しっかりしてほしいと思いますよ。だって、通貨って銀行の商品でしょ。ウチで言えばショベルと同じです。ショベルのことをお客さんから聞かれて答えられなければクビですよ。でも銀行員に通貨のことを聞いても答えられない。困ったもんです」

0人が参考になったと回答
デジタル円が無くて良いのか？

tiger1602

評価 5.00

投稿日：2022年05月13日

ライバルの中国企業がブロックチェーンを使って製品をデジタル資産として販売する。支払情報や事故、メンテナンス情報をトークンにしてトレースできるようにした上で、デジタル人民元とリンクさせる。日本企業はどう対抗するか？中国だけでなく虎の子の東南アジア市場を守るために！こんなビジネス現場を巡る人間模様が展開されます。読ませる経済小説です。

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