内容紹介（出版社より）

さまざまな苦難・屈折に喘ぐ人間が、「愛」によって再生するプロセスを文芸作品をテキストとして解説する。
テキストとして取り上げる作品は、下記の通り。
カーソン・マッカラーズ『木　石　雲』、サマセット・モーム『雨』、山本周五郎『さぶ』、ヘンリー・ロングフェロー『エヴァンジェリン』、ジョージ・エリオット『サイラス・マーナー』など。
ハイネ、ウルマン、中原中也ほか、世界の名詩についても鑑賞する。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

時代が狂気と悪夢に浸食されても、それぞれの「愛」で困難に打ち克つことができる。人の心を動かす、「愛の物語」。

目次（「BOOK」データベースより）

第１部　カーソン・マッカラーズの「木　石　雲」（カーソン・マッカラーズの作品の特徴／「木　石　雲」の詳しいあらすじ　ほか）／第２部　山本周五郎の『さぶ』（山本周五郎の文学の特徴／『さぶ』の詳しいあらすじ　ほか）／第３部　ヘンリー・ロングフェローの『エヴァンジェリン』（ロングフェローとホーソーン／『エヴァンジェリン』の詳しいあらすじ　ほか）／第４部　詩は恵み（詩は想像力の賜／詩は言葉で紡ぐ音楽・絵画　ほか）／第５部　ジョージ・エリオットの『サイラス・マーナー』（『サイラス・マーナー』の詳しいあらすじ／『サイラス・マーナー』の分析　ほか）

著者情報（「BOOK」データベースより）

佐藤義隆（サトウヨシタカ）
１９４８年、父光儀、母タツの次男として、長崎県大村市に生まれる。南山大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了。元岐阜女子大学文化創造学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）