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誰のための排除アート? 不寛容と自己責任論 (岩波ブックレット 1064)
五十嵐 太郎

572(税込)送料無料

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商品説明

内容紹介(出版社より)

寝そべれないベンチ、禁則事項だらけの公園…。建築物が本来の目的外に使用されないようにする、「排除アート」。これらは公共空間が特定層に対して臨む、厳しい態度の表れである。なぜ排除アートは設置されたのか。果たしてアートと呼べるのか。その歴史・背景をひもとき、日本の公共空間づくりの問題点を浮き彫りにする。
1 女性ホームレス殴打殺人事件の現場と周辺を歩く
2 ホームレスを不可視にする排除アート
3 一九九六年の新宿西口通路で何が起きたのか
4 進化する排除ベンチ
5 アートとデザインのあいだ
6 パブリックアートと排除アートの違い
7 コロナ禍がもたらした行動の制限
8 公共空間の変容と危機
9 街は誰のためにあるのか
あとがき

※表紙写真:新宿西口地下の先端が斜めになったオブジェ群

内容紹介(「BOOK」データベースより)

他者を排除した先にあるのは、誰にも優しくない都市空間だ。1990年代の「排除アート」登場初期から、昨今のコロナ禍による行動制限にいたるまで、巧妙に隠される「排除」の事例とその背景を多数の写真とともに解説。

目次(「BOOK」データベースより)

1 女性ホームレス殴打殺人事件の現場と周辺を歩く/2 ホームレスを不可視にする排除アート/3 一九九六年の新宿西口通路で何が起きたのか/4 進化する排除ベンチ/5 アートとデザインのあいだ/6 パブリックアートと排除アートの違い/7 コロナ禍がもたらした行動の制限/8 公共空間の変容と危機/9 街は誰のためにあるのか

著者情報(「BOOK」データベースより)

五十嵐太郎(イガラシタロウ)
1967年、パリ生まれ。東京大学大学院修了。博士(工学)。専門は建築史・理論研究。現在、東北大学大学院教授。第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞、2018年日本建築学会教育賞。ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2008日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督。「戦後日本住宅伝説」展、「Quand La Forme Parle」展、「Windowology」展などを監修・キュレーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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