消費は何を変えるのか 環境主義と政治主義を越えて
ダニエル・ミラー
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商品説明
内容紹介(出版社より)
消費とは何か。消費は社会に何を引き起こすのか。わたしたちはいったいなぜ、何のために消費するのか──コカ・コーラ、デニムパンツ、クリスマスギフトといった日常的な買い物から、国際金融、広告ビジネス、ジェンダー、大規模搾取、環境持続可能性をはじめとする社会の諸問題へ。人類学の第一人者が世界各地でのフィールドワークをもとに消費文化の現在と未来を考えた、定評ある入門書。
日本語版への序文
はじめに
第1章 消費の何が悪いの?
三人の対話
第2章 消費社会
コーラはいかが?
消費への欲動(ドライブ)
消費は資本主義的なのか?
サンタクロースは誰の味方?
結 論
第3章 なぜ買い物をするの?
買い物の第一の理論──ピーナッツ・バター
買い物の第二の理論──神への捧げもの(サクリファイス)
地球に優しくすることはむずかしい
第4章 なぜデニムなの?
グローバル・デニム・プロジェクト
ジーンズが普通のものになるまで
第5章 なんと愚かな経済
なぜ広告するの?
信念・認識論・経済学
集合的に「物ごとが起こる」ということ
ベスト・バリュー(最高の価値)?
ヴァーチャルはいかにリアルを生み出すようになったか
価値──問題から解決まで
第6章 地球を救う別のやり方
あとがき
訳者あとがき
原 注
索 引
内容紹介(「BOOK」データベースより)
あなたはなぜ、何のために買い物をしているの?わたしたちは日々、自分のため、家族のため、大切なひとのためにたくさんの買い物をしている。消費は物質主義的で、資本主義的で、地球環境を破壊する「悪」なのか。むだな消費をやめれば地球は救われるのか。消費文化のこれからを考えるための入門書。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 消費の何が悪いの?/第2章 消費社会/第3章 なぜ買い物をするの?/第4章 なぜデニムなの?/第5章 なんと愚かな経済/第6章 地球を救う別のやり方
著者情報(「BOOK」データベースより)
ミラー,ダニエル(Miller,Daniel)
1954年生まれ。ケンブリッジ大学で人類学と考古学を学び、博士号を取得。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)人類学教授。2009年にはUCLにデジタル人類学プログラムを創設。2017年より研究プロジェクト「スマートフォンとスマート・エイジングの人類学(ASSA)」を開始。世界各地でソーシャルメディアに関わる人類学的調査をおこなっている
貞包英之(サダカネヒデユキ)
1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、立教大学社会学部現代文化学科教授。社会学、歴史社会学、消費社会論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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