内容紹介（出版社より）

いきものたちの驚きの生態と「りくつ」を、
「燃え・萌え」博士が解説！

・妻を亡くしたクマノミは性転換する。
・アリは自前の抗生物質で感染症対策をする。
・トビは森林火災を利用する。…etc.

世界の動物行動学者たちの最新研究を紹介しながら綴る、81編のほがらかエッセイ。

写真やイラストも満載！

どんなに奇妙に見えていても、調べてみれば、そこには生きる「りくつ」が通っているものです。つまり、いきものたちは皆、自分なりのやり方で合理的なのです。このことを押さえれば、私たちは、上から目線でなく、同じ地球をシェアする同輩としていきものと接することができるはず。（…）そして私たちがどんないきものか、手がかりが得られると思うのです。--「はじめに」より
りくつ・その1：食うか、食われるか
りくつ・その2：オスメスってなんだろう？
りくつ・その3：これも一つのプロポーズ
りくつ・その4：それでもみんなと暮らしたい
りくつ・その5：相手や道具を利用する
りくつ・その6：からだのつくりには意味がある
りくつ・その7：実は、いろいろ考えてます
りくつ・その8：ケンカに勝つ！
りくつ・その9：人新世のいきものたち
りくつ・その10：時に交尾は命がけ
りくつ・その11：奇想天外ないきものたち

内容紹介（「BOOK」データベースより）

どんなに奇妙に見えていても、調べてみれば、そこには生きる「りくつ」が通っているものです。つまり、いきものたちは皆、自分なりのやり方で合理的なのです。このことを押さえれば、私たちは、上から目線でなく、同じ地球をシェアする同輩としていきものと接することができるはず。（…）そして私たちがどんないきものか、手がかりが得られると思うのです。世界の動物行動学者たちの最新研究を紹介しながら綴る、８１編のほがらかエッセイ。写真やイラストも満載！

目次（「BOOK」データベースより）

食うか、食われるか／オスメスってなんだろう？／これも一つのプロポーズ／それでもみんなと暮らしたい／相手や道具を利用する／からだのつくりには意味がある／実は、いろいろ考えてます／ケンカに勝つ！／人新世のいきものたち／時に交尾は命がけ／奇想天外ないきものたち

著者情報（「BOOK」データベースより）

中田兼介（ナカタケンスケ）
１９６７年大阪生まれ。京都女子大学教授。専門は動物（主にクモ）の行動学や生態学で、目に見える現象を扱うことにこだわるローテク研究者。ヒトの中では、社会性が低めでシャイ臆病な個性を持ち、形態的特徴としてはやや頭部が大きい。また、田畑で作物を育て、冬には薪ストーブで温まるという習性を持つ。現在、日本動物行動学会発行の国際学術誌『Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｅｔｈｏｌｏｇｙ』編集長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）