![反自然主義の教育思想〈世界への導入〉に向けて[今井康雄]](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/5570/9784000615570.jpg)
反自然主義の教育思想 〈世界への導入〉に向けて
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商品説明
内容紹介(JPROより)
教育はもはや「世界」がいかなるものかという実在論的な問いを子どもに提示できず、ただ子どもの「自然」な発達を科学的に分析し、学習を効率化することしか目指せないのだろうか。昨今の自然主義的な教育観の思想的淵源を、「自然」概念の変遷を軸に古典古代からアレント、ベンヤミンにいたるまで再検討する。壮大な教育思想史。
はじめに
第1章 現代の教育論とその困難
第1節 教育論の現況ーー「能力」と「学習」への焦点化
(1) 「能力主義」の変容
(2) 自然主義的反実在論?
第2節 「人間形成」から「学習能力」へーーニクラス・ルーマンの教育論
(1) 教育のメディアへの問い
(2) 技術欠如と不確定性処理定式
(3) 不確定性の歴史的根源へ
第2章 教育思想における「自然」と実在論
第1節 「自然」の目的論的構造のなかで
(1) 自然の模倣としての技術ーーアリストテレス
(2) 教えることの可能性ーーアウグスティヌスからトマス・アクィナスへ
第2節 「表象」の構図ーーコメニウスと教育学的実在論
第3節 〈自然の模倣〉の意味転換
(1) 自然の類比とその帰結
(2) モーゼ的自然学と錬金術
(3) 「自然」による技術の拡張
第4節 小括と展望
第3章 自然主義的教育論の源流
第1節 原型としてのスペンサーーーペスタロッチ批判に着目して
第2節 進化論と教育論ーードイツ語圏における展開
(1) ミュラー= リップシュタット事件と「生物学禁令」
(2) ヘッケル・フィルヒョウ論争と実在論の困難
(3) 進化論の導入と教育論の変容ーーミュラーの主張から
(4) 進化論の目的論化と作用の空間の退縮
第3節 進化論の非目的論的受容ーーニーチェとデューイ
(1) ニーチェの場合
(2) デューイの場合
第4節 小括と展望
第4章 反自然主義の教育思想
第1節 アレントの教育論における反自然主義と実在論
第2節 「教育人間学」とその困難
(1) 教育人間学の二つのモチーフーーノールからランゲフェルトへ
(2) 教育論における保守主義ーーランゲフェルトとアレント
(3) 教育人間学の経験科学化と保守主義の失墜ーーH・ロートの試み
第3節 アレントの教育論再訪
(1) 哲学的人間学とハイデガー
(2) ハイデガー批判におけるアレントとボルノウ
(3) 〈世界への導入〉としての教育
第4節 アレントからベンヤミンへ
(1) アレント教育論の困難
(2) ベンヤミンの教育論瞥見
(3) メディアによる屈折ーー〈世界への導入〉の可能性の条件としての
回顧と展望ーー結論に代えて
補論 経験の貧困と教育の未来
注
あとがき
参照文献
人名索引
内容紹介(「BOOK」データベースより)
教育はもはや“世界への導入”を目指す実在論的なプロジェクトではあり得ず、人間の成長・発達の科学的解明を足場に学習の効率化を追求する営みでしかないのだろうか。昨今の自然主義的な教育論が抱える困難の思想的な根源を、「自然」概念の変遷を軸に古典古代からアレント、ベンヤミンにいたるまで追跡し探り当てる、教育思想史の冒険。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 現代の教育論とその困難(教育論の現況ー「能力」と「学習」への焦点化/「人間形成」から「学習能力」へーニクラス・ルーマンの教育論)/第2章 教育思想における「自然」と実在論(「自然」の目的論的構造のなかで/「表象」の構図ーコメニウスと教育学的実在論 ほか)/第3章 自然主義的教育論の源流(原型としてのスペンサーーペスタロッチ批判に着目して/進化論と教育論ードイツ語圏における展開 ほか)/第4章 反自然主義の教育思想(アレントの教育論における反自然主義と実在論/「教育人間学」とその困難 ほか)
著者情報(「BOOK」データベースより)
今井康雄(イマイヤスオ)
1955年生。1982年広島大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。広島大学、東京学芸大学、東京都立大学、東京大学を経て、日本女子大学教授・東京大学名誉教授。専門は教育哲学および近現代ドイツを中心とした教育思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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