内容紹介

ストーリー

【ストーリー】
第二次世界大戦末期、無条件降伏間際のドイツ。戦況が悪化していたナチス・ドイツは、人員確保のため懲役条件外だった子供も戦力として駆り出していた。ある村で7人の子供たちが召集される。ハンス、アルバート、ヴァルター、ユルゲン、カール、クラウス、ジギは戦争の現実も知らない無垢な少年たちで、兵士に憧れを抱いていた。彼らは戦略上重要度の低い村外れの橋を防衛するように命じられる。国のため、そして家族を守るため意気揚々と銃を手に取る少年たちだったが、米軍の進行はまさにその橋から始まろうとしていた…。
【解説】
戦争の不条理、悲劇を強く訴える伝説の反戦映画!/敗色濃厚となったドイツで実際に起こった悲劇。ドイツのジャーナリストで作家のグレゴール・ドルフマイスター(マンフレッド・グレゴール)の自叙伝を原作とし、銃を手に取り戦わざるを得ない幼い少年たちの悲痛な運命を徹底的なリアリズムで描く。監督は『史上最大の作戦』(62)のドイツ側のパートを監督し、俳優としても活躍したベルンハルト・ヴィッキ。本作はアカデミー賞はじめ世界中で高く評価され、今なおみずみずしさと鮮烈さに満ちた作品として映画ファンに愛されている。