内容紹介

逢魔が刻の完全犯罪。

藤沢周平の傑作＜サスペンス時代長篇＞、待望の映像化!!

■豪華キャスト・スタッフが一体となって描き出す、息もつかせぬ展開と結末が待ち受けるオリジナル時代劇。
犯罪という人間のダークサイドに切り込んだ藤沢周平の傑作サスペンス時代小説を映像化。
藤沢周平作品では珍しい「サスペンス」を描いた作品で、その主演には、若い世代を中心に圧倒的な支持を集める瑛太（永山瑛太）を起用。
そして、その好敵手を橋爪功が務める。
監督は「鬼平犯科帳 THE FINAL」「剣客商売（北大路欣也版）」「三屋清左衛門残日録」シリーズを手掛ける山下智彦。

※商品の仕様は変更になる場合がございます。

ストーリー

逢魔が刻
それは、黄昏ー。
人の顔は闇に溶け、静けさが街を支配する一瞬の時間。江戸時代、人々は、魑魅魍魎が蠢くと言われるその時刻を畏れをもって迎えた…。
初秋の頃、江戸・深川。闇の世界で日々の糧を得る佐之助は、行きつけの酒亭おかめで、謎の男・伊兵衛と出会う。
「儲け話があるんですよ。一口、乗っちゃくれませんか」
危険な匂いを感じ、席を蹴る佐之助。同じ頃、ふとしたきっかけでおくみという女と暮らすことに…。
彼女との未来に仄かな希望を抱く佐之助は、やがて伊兵衛の誘いに乗る。
しかし、仲間となる男たちは、浪人、若旦那、白髪の老人ーいつもおかめで顔を合わせながら、口を聞いたこともない男たちだった…。
佐之助らいずれも押し込みなどしたことがない素人四人。そして、伊兵衛。
ー狙うのは、逢魔が刻、さる商家に眠る七百両。回りだす闇の歯車。
しかしーそれぞれを取り巻く女たちをも巻き込んで、彼らの人生の歯車は静かに狂い始める…。

＜キャスト＞
瑛太（永山瑛太）　
緒形直人
大地康雄
中村蒼
蓮佛美沙子
高橋和也
石橋静河　
津嘉山正種
中村嘉葎雄
橋爪功

＜スタッフ＞
■原作：藤沢周平『闇の歯車』（講談社文庫/文春文庫）
■監督：山下智彦　
■脚本：金子成人
■音楽：遠藤浩二

©2019「闇の歯車」製作委員会／藤沢周平®