内容紹介（出版社より）

1日に2500頭の牛が食肉処理される産業屠殺場ーーその現場に政治学者が覆面労働者として潜入し、不可視化された暴力の実態を明らかにする。さらに屠殺の観察を通して、現代社会における監視と権力、暴力の恩恵を受ける多数者の矛盾と欺瞞、そして〈視界の政治〉の輪郭を浮かび上がらせる。
第1章　ありふれた光景に潜んでいるもの
第2章　血が流される場所
第3章　屠室
第4章　今日はこれでおしまい
第5章　10万個のレバー
第6章　至近距離で仕留める
第7章　品質の管理
第8章　管理の質
第9章　視界の政治

　付録A　屠室内の分業
　付録B　牛の体の部位と用途

　謝辞

　解説［羅芝賢］

　原注
　索引

内容紹介（「BOOK」データベースより）

１日に２５００頭の牛が食肉処理される産業屠殺場ーその現場に政治学者が覆面労働者として潜入し、現代社会における監視と権力、暴力の恩恵を受ける多数者の矛盾と欺瞞、そして（視界の政治）の輪郭を浮かび上がらせる。

目次（「BOOK」データベースより）

第１章　ありふれた光景に潜んでいるもの／第２章　血が流される場所／第３章　屠室／第４章　今日はこれでおしまい／第５章　１０万個のレバー／第６章　至近距離で仕留める／第７章　品質の管理／第８章　管理の質／第９章　視界の政治／付録Ａ　屠室内の分業／付録Ｂ　牛の体の部位と用途

著者情報（「BOOK」データベースより）

パチラット，ティモシー（Pachirat,Timothy）
マサチューセッツ大学アマースト校政治学部教授。イェール大学大学院では人類学・政治学の泰斗ジェームズ・Ｃ・スコットに師事し、ＰｈＤ（政治学）取得

小坂恵理（コサカエリ）
翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）