運動しても痩せないのはなぜか 代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」
ハーマン・ポンツァー
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商品情報
- 発売日: 2022年10月18日頃
- 著者/編集: ハーマン・ポンツァー(著), 小巻 靖子(訳)
- 出版社: 草思社
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 392p
- ISBN: 9784794226020
商品説明
内容紹介(出版社より)
1日の総消費カロリーは、
運動しても増えていなかった!
人類進化と代謝の最新研究が、長年のダイエット論争に決定的データを突きつける。
カロリー消費を正確に測る新しい技術のおかげで、近年、代謝科学の常識が覆った。
「1日の総消費カロリーは運動しても増えない」ということが明らかになったのだ。
つまり、運動したところで、それだけで痩せることはないーー。
しかし、だからといって、運動なんか意味がないということには決してならない。
逆に、運動しても1日の総消費カロリーが増えないからこそ、
運動は必ずしなければならないものだということがわかるのだ。
運動しなくても、1日の消費カロリーは減らないのだから、余ったカロリーは
別のことに使われているはずだ。これが体に良くないことを引き起こす。
余ったカロリーの使い道として、もっとも身体に悪いと思われるのが「炎症」である。
本来であれば必要のないところで、余ったカロリーは炎症を起こす。
これがアレルギーや関節炎、動脈疾患のほか、さまざまな「現代病」の原因と考えられるのだーー。
先進国の都会人から、サバンナに暮らす狩猟採集民、さらにはチンパンジーやオランウータンなどの
類人猿まで、数多くの対象のカロリー消費を測定してきた進化人類学者が、
ダイエット論争と人類進化というまったく違う領域の謎に、常識を覆す答えを提示する。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
カロリー消費を正確に測る新しい技術のおかげで、近年、代謝科学の常識が覆った。「1日の総消費カロリーは運動しても増えない」ということが明らかになったのだ。つまり、運動したところで、それだけで痩せることはないー。しかし、だからといって、運動なんか意味がないということには決してならない。逆に、運動しても1日の総消費カロリーが増えないからこそ、運動は必ずしなければならないものだということがわかるのだ。運動しなくても、1日の消費カロリーは減らないのだから、余ったカロリーは別のことに使われているはずだ。これが体に良くないことを引き起こす。余ったカロリーの使い道として、もっとも身体に悪いと思われるのが「炎症」である。本来であれば必要のないところで、余ったカロリーは炎症を起こす。これがアレルギーや関節炎、動脈疾患のほか、さまざまな「現代病」の原因と考えられるのだー。先進国の都会人から、サバンナに暮らす狩猟採集民、さらにはチンパンジーやオランウータンなどの類人猿まで、数多くの対象カロリー消費を測定してきた進化人類学者が、ダイエット論争と人類進化というまったく違う領域の謎に、常識を覆す答えを提示する。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 ヒトと類人猿の代謝の定説が覆った/第2章 代謝とはいったい何か/第3章 カロリー消費量研究に起きた革命/第4章 親切で、適応性に富み、太ったサル/第5章 運動しても痩せないのはなぜか/第6章 ダイエット論争にデータを突きつける/第7章 ヒトの体は運動を必要としている/第8章 ヒトの持久力の限界はどこにあるか/第9章 エネルギー消費とヒトの過去・現在・未来
著者情報(「BOOK」データベースより)
ポンツァー,ハーマン(Pontzer,Herman)
デューク大学人類進化学准教授、デューク・グローバルヘルス研究所グローバルヘルス准教授。人間のエネルギー代謝学と進化に関する研究者として国際的に知られている。タンザニアの狩猟採集民ハッザ族を対象としたフィールドワークや、ウガンダの熱帯雨林でのチンパンジーの生態に関するフィールドワークのほか、世界中の動物園や保護区での類人猿の代謝測定など、さまざまな環境において画期的な研究を行っている。その研究は、ニューヨークタイムズ紙、BBC、ワシントンポスト紙などで取り上げられている
小巻靖子(コマキヤスコ)
大阪外国語大学(現、大阪大学外国語学部)英語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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