ちゃぶ台10 特集:母語ボゴボゴ、土っ!
ミシマ社
- | レビューを書く
1,980円(税込)送料無料
この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります(10件)
※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。
- 【書籍スタンプカード】スタンプ獲得で最大1,000ポイント当たる!
- 本・雑誌全品対象!条件達成でポイント最大12倍(2024/10/1-10/31)
- 【ポイント5倍】図書カードNEXT利用でお得に読書を楽しもう♪
- 対象者限定!本全品対象!ポイント5倍 書籍キャンペーン
- 【楽天モバイルご契約者様】条件達成で100万ポイント山分け!
- 【楽天ラクマ】条件達成で楽天ブックスのお買い物がポイント最大11倍
- 【楽天Kobo】初めての方!条件達成で楽天ブックス購入分がポイント20倍
- 楽天ブックス活用術クイズキャンペーン!抽選で3000ポイント当たる!
- エントリー&お気に入り新着通知登録で300円OFFクーポン当たる!
- 【楽天市場】対象のULIKE製品ご購入で5,000ポイント
商品説明
内容紹介(出版社より)
創刊からついに10号目。
特集:母語ボゴボゴ、土っ!
国家や学校からあたえられた「母国語」ではなく、
もっとのびやかで、固有の、血の通ったことば
「母語」の力を信じてーー
ウスビ・サコさんインタビュー「サコ先生、『母語』ってなんですか?」、土井善晴さんによる随筆「料理する動物」、伊藤亜紗さん論考「会議の研究」、津村記久子さんエッセイ「オブラートは永遠に」など…、生活や生き様、創作の根底に流れることばに光を当てた、生活者のための総合雑誌。
*特集に寄せて
前号を校了した時点で、次号の特集は「母語」にしようと決めていた。
背景には、ロシアによるウクライナ侵攻がある。侵攻直後の3月初旬に、小山哲・藤原辰史、両氏による「歴史学者と学ぶウクライナのこと」をMSLive! で開催し、それをもとに書籍化を緊急で進めることになった(『中学生から知りたいウクライナのこと』として22年6月に発刊)。そうした過程で、さまざまな本を読み、さまざまな疑問が出てきた。その最大のひとつが言語だ。ロシア語公用語化が進められた時代、ウクライナ語での表現が禁止。それでも「誰もが詩人になれるような、美しい言語」であるウクライナ語で詩作する人もいた(『おっぱいとトラクター』)。母語のもつ力を知ると同時に、「mother tongueを日本では母国語と訳していた」という話を思い出した。もちろん、今ではそんなことはないが、母語と母国語の違いをあまり意識せずに使っていたのかもしれない。そもそも、なぜ学校で習うのは、「日本語」ではなく「国語(国(の言)語)」なのだ? そう考えると、「外国語」という呼び方も不思議だ。ソ連占領下で使われるウクライナ語を、日本ではどう呼んでいたのか。当時国際法上「国」ではないため、外「国語」と位置づけられなかったはず。
こんなふうに考えると、わけがわからなくなってくる。特集を考えた時点から、これを書いている7月中旬時点で約2カ月経ったが、編集長である私の脳には靄がかるばかりだ。そのうえ、「土っ!」ときた。企画会議で突然、「土っ!」を加えることで、俄然おもしろくなる、と直観した。
しかし、今では、いったい、何を特集していいのかすらわからなくなった感がある。靄から霧へ、入りつつある。そんなある日、「共有地」と呼ぶにふさわしい本屋さん(pelekas book・埼玉県草加市)のイベントに呼ばれた。そこで、「今、(次号特集は)霧のなかです」と話すと、お客さんから「母語を土着の言語と考えると、つながるのでは?」と指摘を受けた。なるほど、そうか。「土っ」はここから来たのだろうか。
いつにもまして、私自身がわからない本号。校了するときには、霧はもちろんのこと、すっきり靄も晴れていてほしい。
ーー本誌編集長 三島邦弘
表紙装画:益田ミリ
目次(「BOOK」データベースより)
英語とわたし(益田ミリ)/サコ先生、「母語」ってなんですか?(ウスビ・サコ)/オブラートは永遠に(津村記久子)/会議の研究 話に花が咲く(伊藤亜紗)/近寄りたいのに(三好愛)/クリップの王さま(斉藤倫)/こんにちは(いしいしんじ)/恩言語を宿らせる(齋藤陽道)/料理する動物(土井善晴)/ギャグマンガ家山陰移住ストーリー(榎本俊二)〔ほか〕
商品レビュー(1件)
- 総合評価
ブックスのレビュー
まだレビューがありません。 レビューを書く
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング
ランキング情報がありません。
-
日別ランキング
ランキング情報がありません。