公衆衛生の倫理学 国家は健康にどこまで介入すべきか (筑摩選書 244)
玉手 慎太郎
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商品説明
内容紹介(出版社より)
健康をめぐる社会のしくみは、人々の自由をどう変えるのか。セン、ロールズ、ヌスバウムなどの議論を手掛かりに、現代社会に広がる倫理的な難問をじっくり考える。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
パンデミックにおける行動制限から肥満対策、健康格差や自己責任論、健康増進にかかわるナッジの問題点に至るまで。健康をめぐる社会のしくみは、人々の自由をどのように変えるのか。選択すべきは介入か、それとも個人の自律かー。高度化する健康管理の技術を注意深く読み解きながら、健康を守る社会の仕組みと個人の生き方の複雑な関係をめぐる問いにじっくり向き合う。自分自身で考え、共に生きるための倫理学。
目次(「BOOK」データベースより)
序章 公衆衛生倫理学の問題関心/第1章 肥満対策の倫理的な課題/第2章 健康の社会経済的な格差の倫理/第3章 健康増進のためのナッジの倫理/第4章 健康をめぐる自己責任論の倫理/第5章 パンデミック対策の倫理/終章 自由としての公衆衛生へ
著者情報(「BOOK」データベースより)
玉手慎太郎(タマテシンタロウ)
1986年宮城県生まれ。現在、学習院大学法学部政治学科教授。東北大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。専門は政治哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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