内容紹介（出版社より）

女性は家庭と仕事を両立させるために短時間労働や非正規で働くことを選択するというが、実際のところ女性はライフ・キャリアに何を求めているのか。女性就業率第1位の福井県と最下位の奈良県に住む女性の声や全国調査から分析する。

●著者紹介
小倉祥子（おぐら・しょうこ）
椙山女学園大学人間関係学部教授
日本女子大学大学院人間生活学研究科（2006年）博士（学術）
主著に，『ライフキャリアを考えるための論点10-ライフスタイルの選択』（共著，ミネルヴァ書房，2022），『わたしのキャリア・デザインー社会・組織・個人』（共著，ナカニシヤ出版，2014），『ライフスタイルからみたキャリア・デザイン』（共著，ミネルヴァ書房，2014）など。
序　章　女性の就業状況に地域差はあるのか
　　　　1　女性の就業状況の地域差　
　　　　2　職業キャリアの捉え方　　
　　　　3　本書の構成　　

第1章　女性たちのライフ・ヒストリー
　　　　1　女性たちの語り　　
　　　　2　語りのバックグラウンドー社会動向と社内の組織改革ー　　

第2章　地域差が女性の職業キャリアにもたらすもの
　　　　1　女性の就業に関する先行研究　　
　　　　2　女性就業率第1位の福井県と最下位の奈良県
　　　　補論1　福井県と奈良県の男性のライフ・キャリア比較　　
　　　　補論2　同一地域の男女間のライフ・キャリア比較　　

第3章　地域で異なる職業観と仕事における満足度
　　　　1　職業観の地域差　　
　　　　2　幸福度調査にみる地域差　　
　　　　3　福井県と奈良県の雇用者の満足度に影響しているもの　　

第4章　地域のあるべき女性像にとらわれる女性・男性
　　　　1　女性をとりまくジェンダー平等意識　　
　　　　2　女性が働くことへの女性の本音・男性の本音　　
　　　　3　それぞれに生きづらさを抱える女性たち　　

終　章　主体的に働き方・生き方を選択できる社会の実現のために
　　　　1　本書で得られた知見　　
　　　　2　地域差のゆくえ　　
　　　　3　ジェンダー平等な社会の実現へ

目次（「BOOK」データベースより）

序章　女性の就業状況に地域差はあるのか／第１章　女性たちのライフ・ヒストリー／第２章　地域差が女性の職業キャリアにもたらすもの／第３章　地域で異なる職業観と仕事における満足度／第４章　地域のあるべき女性像にとらわれる女性・男性／終章　主体的に働き方・生き方を選択できる社会の実現のために

著者情報（「BOOK」データベースより）

小倉祥子（オグラショウコ）
椙山女学園大学人間関係学部教授。日本女子大学大学院人間生活学研究科（２００６年）博士（学術）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）