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アメリカは内戦に向かうのか

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商品情報

商品説明

内容紹介(出版社より)

アメリカを代表する政治学者による、20年に及ぶ徹底調査と歴史的な分析。
内戦には「パターン」があるーー内戦や紛争が起きる「条件」とは?

2020年秋、私がホイットマー知事誘拐計画を目にしたとき、何かぞわぞわしたものを感じはしたが、かといってものすごく驚いたかというとそうでもなかった。なぜなら、私が何十年も前から書き、考えてきたパターンそのままだったからだ。


これまでの75年間、それこそ何百もの内戦が勃発している。そして多くはぞっとするくらい似たり寄ったりの始まり方をしている。


私が研究に着手したのは1990年のことである。当時はほぼまともなデータは存在していなかった。スペイン、ギリシア、ナイジェリア、19世紀アメリカなどの内戦を取り扱った個別研究は少なからずあったが、国や時代を通して反復される共通要因に着目した研究はまず目にすることがなかった。誰もが、自国の内戦は特殊現象と考えていたからだ。どの内戦にも共通する危険因子にあえて目を向けようとする研究者はいなかったのだ。


現在では、内戦勃発とその後の展開、犠牲者数、動機などについて、トリプル・チェックを経た数十に及ぶ高品質データがずらりと揃っていて、誰もがアクセス可能である。研究者は、それらを用いて内戦予測に資するパターンやリスク要因を世に問うてきた。過去のパターンから、未来に何を見ることになるのか。世界についての新たな知がそこにはあった。


われわれの目標は、他国での紛争や不安定性を予測し、それらに対してアメリカが周到に反応可能とすることにある。


現代のアメリカがどれほど内戦に接近しているかを知るには、そもそもそれがどのようにして生起するのか、その条件を見定める必要があるだろう。本書はそのために書かれた。内戦は予測可能な形で発火し、瞬時に燃え盛るものである。ボスニア、ウクライナ、イラク、シリア、北アイルランド、イスラエルといったいずれにおいても、観察されるパターンは共通している。次に、その共通のパターンを見ておこう。内戦はどこで、誰が始めるのか。何が直接の引火点となるのか。(「序章」より一部抜粋)

二極化より派閥を警戒せよーー内戦を阻むために、いまなすべきことは?

われわれは、党派が明確に実在する時代を生きている。その中で二極化が諸悪の根源とする発言をしばしば耳にする。リベラル派はさらにリベラルに、保守派はさらに保守的になり、両者に対話の糸口はほぼ存在しない。二極化がこの国を分断しているのだと、少なからぬ識者が主張する。


しかし、政治における二極化は、内戦の危険をそのまま高めるものではない。むしろ警戒すべきは派閥である。民族、宗教、土地によって集団が形成され、特定政党が他を収奪し政敵を切り捨て、自身と一部の支持者のみのために政策を実施するようになる。その中で、SNSほど派閥を増幅し、加速させるものはない。


筆者の答えは常に同じだった。SNSからその轟音を除去しなさい。そうすれば、嫌がらせ、陰謀論者、ボット、トロール、誤情報、ヘイト仕掛人、民主主義の敵の音量は下がっていくでしょうと。そうなると、集団的な憤怒は、トランプが日に20回もの頻度で用いていた全国民との生の接点を失ったときのように、瞬時に低下するはずだ。憎悪や偽情報の拡散を抑え込めば、内戦リスクは大幅に低下する。(「第8章」より一部抜粋)

更新日:2025年11月04日

内容紹介(JPROより)

『フィナンシャル・タイムズ』『サンデー・タイムズ』『エスクァイア』などの2022年ベストブックに輝いた話題作、待望の邦訳。

トランプの大統領選再出馬は2度目の南北戦争を招くのか。
アメリカを代表する政治学者による20年に及ぶ徹底調査と歴史的な分析。
世界中で「内戦」が急増している現状とその原因、アメリカでも内戦が勃発する潜在性が高まっている状況を読み解き、警告する。

アメリカ、そして世界に衝撃を与えた「Qアノン」扇動による2021年1月に発生した前代未聞の連邦議会襲撃事件。トランプ政権時に進行していた市民分断の最終章とも言えるようなこの事件は、今後の本格的な党派闘争の序章になるのだろうか。
内戦を専門とする政治学者が、過去の内戦に関するデータから、イラク・北アイルランド・インド・フィリピンなどを具体事例として、紛争が発生する契機と紛争が起きる条件と心理についてのパターンを分析。
また、現代の紛争を拡大・激化させるソーシャルメディアというツールについて考察することで、アメリカの内戦の危機接近度を明らかにしていく。
序章 今、内戦の時代が始まろうとしている

第1章 アノクラシー --魔の中間地帯

第2章 暴動の発火点

第3章 「格下げ」がもたらす悪夢

第4章 希望が死ぬとき

第5章 暴動増幅装置ーーSNSの罠

第6章 足元に忍び寄る不吉な影

第7章 内戦ーー真実の姿

第8章 内戦を阻むために今なすべきこと

内容紹介(「BOOK」データベースより)

アメリカ、そして世界に衝撃を与えた「Qアノン」扇動による2021年1月に発生した前代未聞の連邦議会襲撃事件。トランプ政権時に進行していた市民分断の最終章とも言えるようなこの事件は、今後の本格的な党派闘争の序章になるのだろうか。内戦を専門とする政治学者が、過去の内戦に関するデータから、イラク・北アイルランド・インド・フィリピンなどを具体事例として、紛争が発生する契機と紛争が起きる条件と心理についてのパターンを分析。また、現代の紛争を拡大・激化させるソーシャル・メディアというツールについて考察することで、アメリカの内戦の危機接近度を明らかにしていく。

目次(「BOOK」データベースより)

序章 今、内戦の時代が始まろうとしている/第1章 アノクラシーー魔の中間地帯/第2章 暴動の発火点/第3章 「格下げ」がもたらす悪夢/第4章 希望が死ぬとき/第5章 暴動増幅装置ーSNSの罠/第6章 足元に忍び寄る不吉な影/第7章 内戦ー真実の姿/第8章 内戦を阻むために今なすべきこと

著者情報(「BOOK」データベースより)

ウォルター,バーバラ・F.(Walter,Barbara F.)(ウォルター,バーバラF.)
カリフォルニア大学サンディエゴ校政治学教授。シカゴ大学政治学M.A.およびPh.D.取得。国際安全保障の権威であり、内戦、非通常型暴力、交渉と紛争に重点を置いている。オンラインマガジン「Political Violence at a Glance」を運営。本書は、『フィナンシャル・タイムズ』『サンデー・タイムズ』『エスクァイア』の2022年ベストブックに選ばれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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