フリーダム 香港人の自由はいかにして奪われたか、それをどう取り戻すか
羅冠聡(ネイサン・ロー)
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商品情報
- 発売日: 2023年04月25日頃
- 著者/編集: 羅冠聡(ネイサン・ロー), 方禮倫(エヴァン・ファウラー)
- 出版社: 季節社
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 256p
- ISBN: 9784873691060
商品説明
内容紹介(出版社より)
【本文より抜粋】
この本によって、ここ数年で僕の愛する香港に何が起きたのか伝えたい。これは僕にとって、中国共産党が忘却させようとしているものを記憶するための闘いである。同時にこの本の中で、自由が至るところで脅かされていることを示し、手遅れになる前に自分たちの自由を守るにはどうすればよいのかということについても書き記しておきたい。(p.15)
香港は、世界で最も厳しく抑圧されている都市ではないかもしれないが、豊かで自由で開かれた活気ある社会が、いかにして蝕まれるのかを示す先例として特に重要である。香港は自由世界にとって、炭鉱のカナリアなのだ。(p.236)
驚異的な経済成長の軌跡に伴って、中国の傲慢さが増していくのを僕たちは目撃した。より善い中国を望み、積極的に関与すればもっと融和的な体制になると期待していた人たちは、それが間違いであったことを受け入れる必要がある。中国が超国家主義的な全体主義国家になりつつあるということ、もしかすると既にそうなっているということを、僕たちは認めなくてはいけない。(p.217)
同じ理想を共有する民主主義諸国が協調しなければ、中国は、その国家規模をもって個々の国に狙いを定め、自国の衛星軌道に乗せることができる。……僕たちには、同盟国や友人たちと肩を並べて立ち、友人への攻撃は僕たち全員への攻撃だと見なす道徳的責任がある。強硬的かつ、明確な対象を持った集団行動をためらってはいけない。(p.223)
僕たちはいよいよ過去から脱却し、人権を理由とする介入を、侵略行為や帝国主義としてではなく、被害者を守るための道徳的行動として捉えるべきなのだ。(p.219)
その場所がどこであろうとも、抑圧に立ち向かうことは、究極的には、人間の尊厳のための同じ闘いの一部分である。(p.217)
自由と民主主義の原則を信じるということは、真実の側に立つと決断することだ。(p.159)
香港のように、その願いが打ち砕かれたとしてもなお、自由になりたいという想いは僕らの中で力強く燃え続ける──それが消えないのは、自由こそが、人間性の中心であるからだ。(p.13)
僕がいま拘束されていないのは、亡命中であるからに過ぎない。僕がいない間に、監獄の壁は故郷の香港をぐるりと囲むまでに大きくなってしまった。表面的には普通の生活が続いているように見えるかもしれないが、ただ自己の良心に従って生きようとするだけで、あらゆる人に脅威がのしかかる。それでも、共に立ち上がる仲間たちがいる限り、約束された自由と権利を求めて同じスローガンを叫べる限り、たとえ彼らがいま世界のどこにいようとも、僕は立ち上がり叫ぶ。自由を求めて声を上げることは正しいことであり、それは僕らの権利なのだ。(p.13)
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 自由と避難、そして希望/第2章 蝕まれる自由/第3章 抵抗運動と市民社会/第4章 法を利用した支配/第5章 偽情報と分断/第6章 変化の力を信じて
著者情報(「BOOK」データベースより)
羅冠聡(ラカンソウ)
2014年の雨傘運動の学生リーダー。2016年に黄之鋒や周庭らと共に結成したデモシスト(香港衆志)の党首として、香港史上最年少の立法会議員に当選。しかし翌年、政治弾圧のために議員資格を剥奪され、投獄される。2020年にイギリスに政治亡命。同年、タイム誌で「世界で最も影響力のある100人」に選出される。ノーベル平和賞の候補者にも毎年のようにノミネートされている
方禮倫(ホウレイリン)
香港・中国問題を専門とするジャーナリスト。香港自由新聞の共同設立者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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