内容紹介（出版社より）

神を斬る
覚悟はあるか。

広島が舞台の大人気もののけファンタジー、第3弾！



■あらすじ


広島県の離島・神来島。
島唯一の高校生・神木八重香は、神来白鬚神社の巫女でもある。
彼女が仕える神は海からこの地に流れ着いた漂流神ーー「斎木神（いつきがみ）」だ。
彼岸の日、島の釣り場を訪れたフリーランス山伏の狩野怜路は、
突然の大波に攫われ行方不明に。
その海の様子に、公務員陰陽師の宮澤美郷は、
圧倒的な力を持つ「何か」の存在を感じーー。

大人気の妖魔・白太さんが大活躍の一編
『白太さんの家出』も収録。
シリーズ待望の第3弾！




■著者について


歌峰由子（うたみね・よしこ）
　
広島県三次市出身。
大学は生命科学を専攻したゴリゴリの理系だが、何故か伝奇物の執筆を好み、
自室の本棚は郷土誌と民俗・オカルトの本で埋まる。
『陰陽師と天狗眼ー巴市役所もののけトラブル係ー』でデビュー。
続編として『陰陽師と天狗眼ー冬山の隠れ鬼ー』がある。





■先読みレビューをご紹介


今回は様々な事情が錯綜する不自由な現実世界の中で、
それでも笑って好きな人と一緒に生きていくための物語だった。
登場人物達が不自由と困難を背負い、
そんな世界の中で見つけた『自分の望み』と『いたい場所』のために勇気をしぼり行動する。
一生懸命、生きる彼等の姿がとても愛おしく感じられる第三巻でした。（レビュアー）



『おんてん』の通称で呼ばれる本作の魅力の一つに、個性豊かなキャラクターがある。
仕事のパートナーであると同時に
「家賃滞納常習犯の下宿人とチンピラ大家」という関係でもある美郷と怜路。
ゆるキャラ認定されつつある、おやつ大好き白蛇の妖魔・白太さん。
彼らのとても愉快な掛け合いは要注目ポイント！（レビュアー）

目次（「BOOK」データベースより）

白太さんの家出／潮騒の呼び声

著者情報（「BOOK」データベースより）

歌峰由子（ウタミネヨシコ）
広島県出身。大学は生命科学を専攻したゴリゴリの理系だが、何故か伝奇ものの執筆を好み、自室の本棚は郷土誌と民俗・オカルトの本で埋まる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）