一神教全史 上 ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の起源と興亡 (河出新書 河出新書)
大田 俊寛
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商品説明
内容紹介(「BOOK」データベースより)
宗教とは何か?それは、共同体を作り上げるために必要とされる「フィクション」である。そして世界史は、一神教的な信仰を基盤として築かれた共同体が、段階的に構造を変化させることによって形成されてきた。宗教の基礎を的確に捉えた上で、一神教の思想史を縦横に語る圧巻の講義録。まず上巻では、ユダヤ民族が困難な境遇のなかから唯一神の信仰を案出した過程、世界宗教としてのキリスト教の成立、ローマ帝国やゲルマン系諸族との関係性、イスラム教の出現と拡大、カトリック的教皇主権体制の確立について論じられる。
目次(「BOOK」データベースより)
第1講 イントロダクションー宗教思想史の正当な理解を求めて/第2講 ユダヤ教の歴史1-原初の遊牧生活からダビデ王の治世まで/第3講 ユダヤ教の歴史2-王国の発展からバビロン捕囚まで/第4講 キリスト教の発端ーイエスの福音とパウロの教会論/第5講 キリスト教とローマ帝国の関係ーエウセビオスの政治神学、アウグスティヌスの神国論/第6講 西ヨーロッパのキリスト教化ー教皇制と修道制の形成、カール大帝の宗教政策/第7講 イスラム教の歴史1-ムハンマドの生涯と思想/第8講 イスラム教の歴史2-イスラム帝国の形成/第9講 中世ヨーロッパにおける教皇主権の理念ー神聖ローマ帝国の成立から十字軍まで
著者情報(「BOOK」データベースより)
大田俊寛(オオタトシヒロ)
1974年、福岡県生まれ。宗教学者・思想史研究者。博士(文学)。埼玉大学非常勤講師。キリスト教を中心とする宗教思想史を研究するほか、オウム真理教問題を含む現代宗教論も手掛ける。昨今は、リベラル・アーツの内実に関する再考を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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