ラジオと戦争 放送人たちの「報国」
大森 淳郎
- | レビューを書く
3,960円(税込)送料無料
この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります(10件)
※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。
- 対象者限定!本全品対象!ポイント5倍 書籍おかえりキャンペーン
- 【終了間近!】 【ポイント10倍】図書カードNEXT利用でお得に読書を楽しもう♪
- 本・雑誌全品対象!条件達成でポイント最大12倍(2024/12/1-12/31)
- 【楽天ラクマ】条件達成で楽天ブックスのお買い物がポイント最大11倍
- 【楽天モバイルご契約者様】条件達成で100万ポイント山分け!
- 【書籍スタンプカード】スタンプ獲得で最大1,000ポイント当たる!
- 【楽天モバイルご契約者様限定】最大600円OFFクーポン
- 条件達成で楽天限定・宝塚歌劇星組貸切公演ペアチケットが当たる
- エントリー&お気に入り新着通知登録で300円OFFクーポン当たる!
- 【楽天Kobo】初めての方!条件達成で楽天ブックス購入分がポイント20倍
商品情報
- 発売日: 2023年06月26日
- 著者/編集: 大森 淳郎(著), NHK放送文化研究所(著)
- 出版社: NHK出版
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 576p
- ISBN: 9784140819401
商品説明
内容紹介(出版社より)
第46回・講談社本田靖春ノンフィクション賞&第77回・毎日出版文化賞W受賞作!
1925 年に登場し、瞬く間に時代の寵児となったラジオ。ラジオ放送に携わった人々は、その成長と軌を一にするかのように拡大した「戦争」をどう捉え、どう報じたのか、あるいは報じなかったのか。また、どう自らを鼓舞し、あるいは納得させてきたのか。そして敗戦後はどう変わり、あるいは変わらなかったのかーー。
NHK放送文化研究所の月刊誌「放送研究と調査」は、2017 年〜21 年の5 年間にわたり上記をテーマとした「戦争とラジオ」を掲載、その単行本化が本書である。筆者の大森淳郎はNHKのドキュメンタリー番組のディレクターとして、戦争中のラジオについても長年取材を続けたのち、2016年〜22年12月まで同研究所の特任研究員を務めた。
本書では、「放送人」たちが遺した証言と記録、NHKにある稀少な音源・資料などを渉猟し、丁寧にたどり、検証しながら、自省と内省の視点を欠くことなく多面的に「戦争とラジオ」の関係を追い、ひいては、いまメディアに携わる者がどのように思考・模索し、振る舞うべきなのかをも照射したノンフィクション。
【「序」より】
……夜空に浮かぶ月の表面は鏡のように平らに見えるが、実際は数千メートルの山々がそびえるクレーターだらけのでこぼこの世界だ。戦前・戦中の日本放送協会の歴史を遠望すれば、軍や政府に支配された、非自立的で没個性の、のっぺらぼうのような組織の姿しか見えない。でも、もっと接近して見れば、放送現場の絶望や葛藤、あるいは諦念といった感情の起伏が見えてくるのではないだろうか。そして政府や軍の指導を、放送現場がいつのまにか内面化し、ニュースや番組に具現化していったプロセスが浮かび上がってくるのではないだろうか。
現在の価値観から戦時ラジオ放送を断罪しようというのではない。いわば「仕方がなかった史観」を乗り越えて戦時ラジオ放送を検証すること。戦時中のラジオが何を放送していたのか、単にその事実を羅列するのではなく、現場が何をどう考えて、あるいは考えることを放棄して放送していたのかを検証すること。それこそが重要なのではないだろうか。
戦争協力は仕方がなかった。そこに止まっている限りは、戦時ラジオ放送の経験から学び、現在の放送に生かすことはできないだろう。(後略)
【もくじ】
序
第1章:国策的効果をさらにあげよ -検証・戦時下ラジオニュース
第2章:前線と銃後を結べ -戦時録音放送を聴く
第3章:踏みにじられた声 -戦時ラジオ放送への道
第4章:日本放送協会教養部・インテリたちの蹉跌 -講演放送・学校放送は何を伝えたのか
第5章:慰安と指導 -放送人・奥屋熊郎の闘い
第6章:国策の「宣伝者」として -アナウンサーたちの戦争
第7章:敗戦への道 -「負け戦」はどう伝えられたのか
第8章:敗戦とラジオ -何が変わらなかったのか
あとがき
内容紹介(「BOOK」データベースより)
ラジオは国民に何を伝え、何を伝えなかったのか?長期にわたる取材と膨大な資料渉猟から、アジア・太平洋戦争に直面した「放送人」たちの矜持や高揚、困惑や懊悩、才智や創意、そして諦念を克明に追い、戦時下ラジオの責任に真正面から向き合う渾身のノンフィクション!
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 国策的効果をさらにあげよー検証・戦時下ラジオニュース/第2章 前線と銃後を結べー戦時録音放送を聴く/第3章 踏みにじられた声ー戦時ラジオ放送への道/第4章 日本放送協会教養部・インテリたちの蹉跌ー講演放送・学校放送は何を伝えたのか/第5章 慰安と指導ー放送人・奥屋熊郎の闘い/第6章 国策の「宣伝者」としてーアナウンサーたちの戦争/第7章 敗戦への道ー負け戦はどう伝えられたのか/第8章 敗戦とラジオー何が変わらなかったのか
著者情報(「BOOK」データベースより)
大森淳郎(オオモリジュンロウ)
1957年埼玉県生まれ。1982年、東京外国語大学ヒンディー語学科卒業。同年NHK入局。富山、東京、広島、福岡、仙台の各放送局に勤務。ディレクターとして主にETV特集を手掛ける。2016年からNHK放送文化研究所に研究員として勤務。2022年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(6件)
- 総合評価
- 4.40
ブックスのレビュー
まだレビューがありません。 レビューを書く
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング
ランキング情報がありません。
-
日別ランキング
ランキング情報がありません。