現在地: トップ > 本 > 科学・技術 > 地学・天文学

南海トラフ地震の真実
小澤慧一

ユーザ評価 4.46（24件）
| レビューを書く

1,650円（税込）送料無料

この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります（10件）

※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。

商品情報

発売日： 2023年08月24日頃
著者／編集：小澤慧一(著)
出版社：東京新聞出版（中日新聞東京本社）
発行形態：単行本
ISBN： 9784808310882

商品説明

内容紹介（「BOOK」データベースより）

「南海トラフは発生確率の高さでえこひいきされている」。ある学者の告発を受け、その確率が特別な計算式で水増しされていると知った記者。非公開の議事録に隠されたやりとりを明らかにし、計算の根拠となる江戸時代の古文書を調査するうちに浮かんだ高い数値の裏にある「真実」。予算獲得のためにないがしろにされる科学ー。地震学と行政・防災のいびつな関係を暴く渾身の調査報道。科学ジャーナリスト賞で注目のスクープを書籍化！

目次（「BOOK」データベースより）

第１章　「えこひいき」の８０％／第２章　地震学者たちの苦悩／第３章　地震学側ｖｓ．行政・防災側／第４章　久保野文書を追う／第５章　久保野文書検証チーム／第６章　地震予知の失敗／第７章　地震学と社会の正しいあり方は

著者情報（「BOOK」データベースより）

小沢慧一（オザワケイイチ）
１９８５年生まれ。２０１１年、中日新聞（東京新聞）入社。横浜支局、東海報道部（浜松）、名古屋社会部、東京社会部司法担当などを経て、同部科学班。２０年に連載「南海トラフ８０％の内幕」で「科学ジャーナリスト賞」を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（24件）

総合評価: 4.46

ブックスのレビュー（5件）

レビューを見る（5件） / 書く

(無題)

cope10

評価 4.00

投稿日：2024年09月19日

日本は自然と一緒に歩んできたのに。
エリートと言われる人のたった一人でも、お金や権力に目がくらむと、世の中がこれだけ変になる。
最近の日本は追随してるから、余計変。
世界を正気に戻せるのは、日本の役割。

0人が参考になったと回答
(無題)

購入者さん

評価 5.00

投稿日：2024年08月20日

取材を重ねて新聞記者さんらしい素晴らしい書籍
なんでも自分たちの都合の良いように世の中を動かす
政府と取り巻きに怒りを覚えるショックな内容
すべてがムラなのですね

0人が参考になったと回答
これは本気の調査報道だ！

購入者さん

評価 5.00

投稿日：2023年09月24日

つい最近のNHKスペシャルで「今後30年以内発生確率70から80%」の文字が今もなお、堂々と
テレビの画面に映し出されていた。しかしこの本を読んで、その70から80%の確率の根拠があやふやなモノだと知る。それは江戸時代の役人が残した古文書を参考に特殊な計算式で割出された数字だと言うではないか！十分な検証もされないままその数字が今も使われているとは驚きだ！高い確率には行政や防災の利権が絡んでいた。記者と真理を追求する学者たちとの共同調査からこの高い確率の不確かな点を一つ一つ潰して真実を立証すべく粘り強く丹念に取材調査を重ねて行った執念の調査報道だ。多くの人が、こういう貴重な報道に触れて知ることが大切だと思う。

0人が参考になったと回答