空き家になる前の空き家対策 所有者とともにまちを変える方法
氏原 岳人
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商品説明
内容紹介(出版社より)
これからの空き家対策は、空き家になる前に動き出すことが欠かせない。岡山県を中心にその実践と検証を繰り返してきたプロジェクトチームによる、住宅所有者の行動変容を促すステップやノウハウを事細かに解説。空き家対応の成功・失敗事例や、全国の先進的取り組みもわかる。早め早めの行動が、街の空き家を一つずつ減らしていく。
1章 なぜ、空き家になる前の空き家対策か
先手の空き家対策がまちの命運を分ける
・空き家のないまち、あるまち
・所有者心理を理解する
・これからの空き家対策
実際にあった、空き家対応の失敗例と成功例
・手遅れで失敗した例
その1:生前に相続の意思を確認できていたなら・・
その2:住宅が周囲にもたらす影響が伝わっていたなら・・
その3:相続の相談先をもっと早く知ってくれていたら・・
その4:自宅のことを考えるきっかけがあれば・・
その5:住宅価格に詳しい専門家に相談できていたら・・
その6:古い住宅を放置するとどうなるか知っていたら・・
・先手を打って成功した例
その1:叔父が遺言を残してくれた
その2:住み替えとともにスマートに売却
その3:離れて暮らす兄弟同士が連携できた
その4:空き家1年後に売却を決心
その5:賃貸募集で早期の対策
・空き家にさせない3つのキホン
(1) 所有者が相続人を決めておくこと
(2)不動産相続の共有はなるべく避けること
(3)早めに専門家や専門業者に相談をすること
空き家に関する主な専門家や専門業者
用語解説
2章 空き家になる前の空き家対策
空き家を生まないコミュニケーションアプローチ
・このアプローチの6つの特長
・本章の読み方
・フェーズ全体の流れ
・フェーズ1 チームをつくる
01 メンバーを集める
02 役割を決める
・フェーズ2 準備をする
01 対象地域を決める
02 プロセスを整理する
03 実施計画を立てる
04 地域と信頼関係を構築する
・フェーズ3 情報を提供する
01 タイミングを見定める
02 伝える形を決める
03 適切な言葉を選ぶ
04 デザインで伝える
・フェーズ4 話し合いを促す
01 促す形を決める
02 内容を決める
03 実践する
04 結果をまとめる
・フェーズ5 専門家に引き継ぐ
01 サポートする形を決める
02 体制を整える
03 内容を決める
04 実践する
05 次につなげる
・フェーズ6 評価・改善する
01 結果を分析する
02 地域にフィードバックする
03 改善点を探る
04 効果を高める
3章 全国の先進事例
全国各地の取り組み
・事例1:所有者に向けた意識啓発の手立てづくり
・事例2:将来の住宅活用に向け、所有者が事前に取り組む仕組みづくり
・事例3:所有者の早期決断を促すためのきっかけづくり
・事例4:住居にまつわる高齢者の心配事を一貫してサポートする、体制づくり
・事例5:空き家対策の担い手を育成する、意識啓発の場づくり
内容紹介(「BOOK」データベースより)
これからの空き家対策は、空き家になる前に動き出すことが欠かせない。岡山県を中心にその実践と検証を繰り返してきたプロジェクトチームによる、住宅所有者の行動変容を促すステップやノウハウを事細かに解説。空き家対応の成功・失敗事例や、全国の先進的取り組みもわかる。早め早めの行動が、まちの空き家を一つずつ減らしていく。
目次(「BOOK」データベースより)
1章 なぜ、空き家になる前の空き家対策か(先手の空き家対策がまちの命運を分ける/実際にあった、空き家対応の失敗例と成功例/空き家に関する主な専門家や専門業者 ほか)/2章 空き家になる前の空き家対策(空き家を生まないコミュニケーションアプローチ/チームをつくる/準備をする ほか)/3章 全国の先進事例(全国各地の取り組み/所有者に向けた意識啓発の手立てづくり 兵庫県/将来の住宅活用に向け、所有者が事前に取り組む仕組みづくり 株式会社こたつ生活介護 ほか)
著者情報(「BOOK」データベースより)
氏原岳人(ウジハラタケヒト)
岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域准教授。1981年、高知県高知市生まれ。岡山大学大学院環境学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員(DC1)、ポートランド州立大学客員研究員などを経て、2016年より現職。博士(環境学)。専門は都市計画学・交通計画学
石田信治(イシダシンジ)
宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、不動産カウンセラー。1972年、岡山県岡山市生まれ。青山学院大学経済学部を卒業後、株式会社岡山不動産鑑定事務所をはじめ不動産会社にて不動産調査や仲介業務に携わる。国土交通省補助事業の採択をきっかけに空き家対策業務を開始。2016年、一般社団法人岡山住まいと暮らしの相談センターを設立し、理事・事務局長に就任。空き家のワンストップ相談窓口の活動をしている
織田恭平(オダキョウヘイ)
中電技術コンサルタント株式会社都市整備部、岡山・空き家を生まないプロジェクト事務局。1987年、香川県三豊市生まれ。岡山大学大学院環境学研究科修士課程修了。技術士(都市及び地方計画)。都市計画・まちづくりを専門とし、住宅団地再生や中心市街地活性化などの各種プラン策定に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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