あの日たしかに聞こえた、わたしの運命を変える潮騒。

今度はわたしが、あなたを運命の濁流から救い出す番ーー。

喪女と根暗少年がおりなす感動の疑似家族ホームコメディ。

▼あらすじ　

柏木たまを（27歳）は、いわゆる「喪女」。

子供の頃に両親を亡くし、辛い経験をした彼女は

自分に似た境遇の少年・海と出会い、彼の親代わりをかって出る。

生活を共にする中で見えてくる、海の心に刻まれた深い傷。

弱く、俯き、嘆くばかりの自分では海の心は救えない。

--これは、不幸な過去に押しつぶされ続けた喪女が、

初めて強く発した決意表明。

「変わりたいんです。

強くなりたいんです。

一緒に笑って、歩いていきたいからーー」

「コミックELMO」掲載話、第7話〜第12話までを収録しています。