蓮花の君

評価 5.00

投稿日：2023年09月12日

5編収録のアンソロジー。
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『ある婚約破棄の一幕』
・バカ二人は衆目の中で醜悪さを晒して早々に退場。ヒロインが毅然としていて、全く危なげなく終わりました。
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『悪役令嬢に魅了の魔法をかけないでください！〜断罪イベントを知らずに終わらせた公爵様は悪役令嬢をとらえて離さない！』
・これはいわゆるヤンデレというものですか。恋をしたきっかけは素敵なのに、双方のやり方がぶっ飛んでいます。逃亡計画の一つ…あれ何ですか。常識で考えてほしい。ちょっと感情移入できませんでした。
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『柴犬を讃えよ』
・原作者さんが好きで、この作品を目当てに購入しました。
こちらも王子と光の聖女という名のバカ共がやらかします。犬好きにとって嬉しい作品。ダンジョンに潜る柴犬が素敵です。…人間的にバカなのもどうかと思うけれど、学業もふるわない王子って、何か需要あります？ムサシとジョセフィーヌが可愛い♪柴犬は最高です♪
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『冷たい態度で「貴方を愛するつもりはない」と旦那様がおっしゃったので、縄で縛って説教します』
・よくある一言ですが、それに対するお姫様が強い。こちらはツンデレですか。この分なら、見事なかかあ天下になること間違いなし。
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『年下夫と疎遠確定の妃ですが、ダイナミックな方法でいろいろ解決されました。わけが分からない』
・12歳の時に「名誉妃」に選ばれたヒロイン。王子が成人すればお役御免となる特殊な役職…怖い国です。確かに、想定外の方法で解決しましたね。可愛らしい絵ですが、成長がわかりにくいのが少し残念。でも、面白かった。
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次巻があるのなら、楽しみにしています。

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