「最近、むせやすい」「会話が減り、声を出しづらい」etc.

口腔機能の衰えに悩むシニア世代におすすめの滑舌レッスン

「むせやすくなった」「夫婦ふたりの生活で、ほとんど会話しない日がある」

「『滑舌が悪くて、何を言っているかわからない』と言われた」等々、60歳以上になると、こうした経験や悩みを抱える人が増えてきます。

さらに、コロナ禍により人と交流する機会が減ったことも大きな要因に……。

ですが、意識的に声を出し、口のまわりの筋肉を動かすと、咀嚼力や嚥下機能など、口腔機能は向上します。

本書では1日3分で取り組める「滑舌レッスン」を紹介し、皆さんの健康をサポート。短時間だから継続しやすいです。

・年齢を重ねると、なぜむせやすくなったり、口腔機能が衰えたりするの？

・滑舌レッスンをおこなうと、バランスよく口腔機能が鍛えられる！

・3つのステップから1つずつ選んで1日3分取り組もう

・ステップA　準備編　

・ステップB　あいうえお編

・ステップC　早口言葉編

年齢を重ねると、誰しも口腔機能が衰え、むせやすくなったり、滑舌が悪くなったりします。さらに、コロナ禍で人と会う機会が減り、おのずと会話量も減った結果、「食事中にむせるようになった」「誤嚥が気になる」というシニア世代が増え、問題視されています。 そこで、30年以上にわたるアナウンサーとしての経験をもとに、健康ボイストレーナーとして活躍する赤間裕子氏が考案したのが『1日3分でむせ予防！　60歳からの滑舌レッスン』です。

「声を出す」というなにげないことも、意識的におこなえば、咀嚼力や嚥下機能の向上につながります。そして何より重要なのが継続することです。本書で紹介する【滑舌レッスン】は、手軽に長く取り組めるよう、ステップA〜Cの3段階で構成されています。各ステップから1つずつレッスンを選び、1日1回おこなえばOK。どの組み合わせにしても3分程度だから、無理なく続けられます。

さらに、「自分で選ぶのは大変」「決まっていたほうが取り組みやすい」という方のために、【おすすめパターン＆チェック表】も用意しました。1ヶ月で、すべてのレッスンに取り組め、バランスよく口腔機能が鍛えられます。 また、チェック表に記入することで、「今日もできた」「明日も頑張ろう」とやる気が継続します。

【滑舌レッスン】の内容は、なじみのある「あいうえお」の五十音と「早口言葉」をベースにしています。特に「早口言葉」は意識して発音しないと言い間違えるので、自然と口をしっかり動かします。頭も使います。そして、言い間違えた時に思わず笑ってしまうことも。その楽しさは、継続のモチベーションを高めます。