なぜ世界はそう見えるのか 主観と知覚の科学
デニス・プロフィット
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商品情報
- 発売日: 2023年09月05日頃
- 著者/編集: デニス・プロフィット(著), ドレイク・ベアー(著), 小浜杳(訳)
- 出版社: 白揚社
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 320p
- ISBN: 9784826902519
商品説明
内容紹介(出版社より)
全員が同意する「客観的な世界」は存在しない
友人と一緒だと、坂の勾配がゆるやかに見える。
糖分を摂取すると、物までの距離を短く見積もる。
嫌悪感を抱きやすいと、政治的に保守になりやすい。
見る人によってはもちろん、同じ人でもその時々で、世界の見え方や物事に対する考え方は大きく違ってくる。
なぜ、そんなことが起きるのか?
事実の認識にズレを生む〈知覚〉の正体に心理学・科学的に迫り、個人だけでなく、社会や人類への影響までも俯瞰する。
:::::::::本書の推薦のことば:::::::::
人間というものを理解したい人はーーそれが部下に効率的に働いてもらうためであれ、人を幸せにするためであれ、他者の選択に影響を及ぼすためであれーー(……)人間の経験をとらえ直すところから始めねばならない。
ーーハイディ・グラント『人に頼む技術』『やり抜く人の9つの習慣』著者
このうえなく刺激的で、読みやすい一冊。
ーーメルヴィン・グッデイル『もうひとつの視覚』共著者
だれもが蒙を啓かれ、読書の愉悦にひたることだろう。
ーースコット・バリー・カウフマン『FUTURE INTELLIGENCE』共著者
はじめに おれは電熱の肉体を歌う
【第一部 行う】
第一章 発達する
歩くことを学ぶ/視覚の機能をとらえなおす/視覚的断崖とゴンドラ猫/手でつかめば世界が把握できる/ゾーンに入る
第二章 歩く
坂の傾斜はどのように知覚されるのか/歩行が生んだ人間の世界/表現型に沿った生き方/世界は伸び縮みする
第三章 つかむ
人間の手(と行為)は心を宿している/手が語る人類の歴史/見えないのに見えている/手が注意を誘導する/利き手が善悪を決める
【第二部 知る】
第四章 考える
ガットフィーリング/思考と生体エネルギー/流暢性/多様性が集団意思決定において重要なのはなぜか/フェイクニュースと身体化された思考
第五章 感じる
情動を知覚する/やれ、やるな/社会的痛み/感情の誤帰属とうつ/恐怖を感じると世界が歪む
第六章 話す
口と手のつながり/手を使って話す/インデックスは音声でも作られる/身体化された語源と記号接地問題/ボトックスと読解力との関係/動きによる読解
【第三部 帰属する】
第七章 つながる
心地よい接触がないと生きられない/皮膚は社会的器官である/MRIで手をつなぐ/友の存在が重荷を軽くする/母親と他者/絆の力/認知的加齢と社会的ネットワーク
第八章 同一化する
帰属する集団でものの見え方が変わる/他人種効果と没個性化/物語が持つ力/団結力の光と闇
第九章 文化に同化する
名誉の文化/文化相対主義/分析的思考と包括的思考/中国ーー稲作文化と麦作文化/社会的アフォーダンスと関係流動性
おわりに 歩くことで道はできる
謝辞
推薦図書
訳者あとがき
原註
索引
内容紹介(「BOOK」データベースより)
友人と一緒だと、坂の勾配がゆるやかに見える。糖分を摂取すると、物までの距離を短く見積もる。嫌悪感を抱きやすいと、政治的に保守になりやすい。なぜ、こんなことが起きるのか?“身体化された認知”分野のパイオニアと熟練ライターがタッグを組み、「知覚」の驚きの世界を案内する。
目次(「BOOK」データベースより)
第1部 行う(発達する/歩く/つかむ)/第2部 知る(考える/感じる/話す)/第3部 帰属する(つながる/同一化する/文化に同化する/歩くことで道はできる)
著者情報(「BOOK」データベースより)
プロフィット,デニス(Proffitt,Dennis)
バージニア大学の心理学コモンウェルス教授、名誉教授。40年に及ぶ同大での在職期間を通じ、“身体化された認知”の分野を先駆的に切り拓いてきた。これまでに約200本の論文を発表し、その多くがメディアで広く報じられている。数々の受賞歴のあるプロフィットは、今日も私たちの生きるこの世界は驚異に満ちていると確信し、教え子と発見の喜びを分かち合うことに生きがいを感じている。妻デボラ・ローチと、バージニア州シャーロッツビル在住
ベアー,ドレイク(Baer,Drake)
PR会社大手エデルマンの調査部門に所属。これまでに「ビジネスインサイダー」副編集長、『ニューヨーク・マガジン』誌シニアライター、『ファースト・カンパニー』誌寄稿者、人材コンサルティング企業のコンテンツディレクターを務める。アスペン・アイデア・フェスティバルをはじめ、世界各地のカンファレンスで講演を行い、25歳までに世界を一周した
小浜杳(コハマハルカ)
翻訳家。東京大学英語英米文学科卒。書籍翻訳のほか、英語字幕翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(6件)
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