商品説明
内容紹介
凄い政治家がいた! 凄い記者がいた!心臓の異変で緊急入院した大平総理の病室には、様々な思惑を抱えた人物が出入りした。政治と権力の実相に迫る異色のドキュメント
1980年5月、衆参同時選挙の遊説初日に体調を崩した大平総理は緊急入院、そのまま還らぬ人となった。「自民党40日抗争」で消耗し、消費税3%で国民の袋叩きにあい、それでも総理在任中、休日は1日だけという激務の中での“戦死”だった。その病室には、さまざまな思惑を秘めた政治家たちが出入りした。著者はこのとき、朝日新聞官邸キャップ。当時の極秘取材メモを駆使して「最高権力者の病室」を生々しく描き出す。凄い政治家がいた。そして、本当に凄い記者がいた。
目次
5月30日ー最後の街頭演説
5月31日ー単なる過労
6月1日ーふとんが重い
6月2日ー狭心症
6月3日ー愁眉を開いた…
6月4日ー「ゼリーが食べたい」
自民党40日抗争
総理大臣は「使い捨て」か
6月5日ー「早くゴルフをやりたい」
6月6日ー「心筋梗塞」報道の波紋
6月7日ー「政」と「医」の相克
6月8日ー二分間の会見
伊東正義と田中六助
6月9日ーサミット出席は不可能
6月10日ーはじめての洗髪
6月11日ー「荒唐無稽の噴飯物」
6月12日ー午前五時五四分
国正 武重(くにまさ たけしげ、1933年11月27日[1] - 2019年11月21日)は、日本の政治評論家、ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。愛媛県出身。
略歴
1958年早稲田大学法学部第一法学部卒業、早稲田大学院入学。1959年朝日新聞に入社、1967年東京本社政治部に配属される。以来、佐藤栄作内閣を皮切りに歴代政権を担当した。1978年政治部次長、大平内閣の首相官邸クラブ責任者となる。1981年編集委員(政治担当)、1993年役員待遇。1995年退社し,以後フリーとして活躍.著書に『漂流する政治』『戦後政治の素顔ーー記者の証言』『湾岸戦争という転回点』、『戦争体験は無力なのか ある政治記者の遺言』『自民単独支配の終焉』など多数。1999年に岩波書店の雑誌『世界』に発表した湾岸戦争に関する論説記事で、同年度の日本記者クラブ賞を受賞。
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こちらの商品は【プリントオンデマンド版】となります。ご注文頂き次第順次印刷・納品となりますのでご了承下さい。
過去に取り扱っている商品があった場合、当時の商品と印刷の品質・価格が異なる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
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