内容紹介（出版社より）

胎児から高齢者に至るまで、年齢を問わず健康に影響を及ぼす性感染症。しかし健康教育の現場でも、診療場面においても、“何となく苦手”が付きまとう。本書では、リスク回避方法を伝え、「感染したかも」と不安を抱える人を早期受診に導き、治療に取り組む人をフラットな姿勢で支援するための最新知識が楽しく学べる。医療者・健康教育関係者が「何となく話しづらい」を克服するための一冊。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

遠い異世界の話…と思いたい誘惑からの脱出！教科書に書いていない性感染症の「リアル」がスッとわかる！

目次（「BOOK」データベースより）

第１章　みんなの性感染症（手に取った、あなたは誰？-少しでも安全な社会を次世代に／性感染症になるのは誰？-“思い込み”を乗り越える！／その数字は真実かー性感染症の数字のトリセツ　ほか）／第２章　性感染症になるとどうなる？（総論　性感染症の症状ー性感染症で症状が出るのは性器のみにあらず！／各論（１）梅毒ー年単位で体内に潜伏する“偉大な模倣者”／各論（２）淋菌感染症・性器クラミジアー尿道炎と言えばこれ！重複感染も考慮　ほか）／第３章　性感染症についての相談から学ぶ（「これって性病？」「もしかして性病？」／「病院に行きたくないんですけど…」／「相手に言いたくないんですけど…」／「もう二度と恋愛もセックスもできないのでしょうか？」／「一度かかったら、もう感染しませんか？」／「病名を知られたくないんですけど…」／補講：未体験ゾーンのはなし）

著者情報（「BOOK」データベースより）

谷崎隆太郎（タニザキリュウタロウ）
市立伊勢総合病院内科・総合診療科副部長。三重大学医学部非常勤講師。三重大学高等教育デザイン・推進機構非常勤講師。２００６年、埼玉医科大学卒業。宮城厚生協会坂総合病院、岐阜大学医学部附属病院救急災害医学講座、国立国際医療研究センター総合感染症コース、名張市立病院総合診療科を経て２０１９年より現職。専門は伊勢志摩。趣味は懸垂とリングフィットアドベンチャー。主な資格：感染症専門医、日本唐揚げ協会認定２級揚師

堀成美（ホリナルミ）
看護師・感染対策コンサルタント。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科。統合臨床感染症学分野非常勤講師。国立感染症研究所協力研究員。法学部で医療過誤訴訟にハマり、「まず予防」の実現を目標に看護短期大学に入学。がん・感染症センター都立駒込病院勤務時代に「病院で待っていてはダメだ」と実感し、感染症予防のスペシャリストを目指し、国立感染症研究所ＦＥＴＰ（感染症実地疫学専門家養成コース）で初の看護職研修生となる。国立国際医療研究センター感染症対策専門職の後、現在はフリーランス（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）