言葉にとらわれた身体 現代ラカン派精神分析事例集
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商品説明
内容紹介(JPROより)
現代ラカン派の中心的な分析家のひとりによる、希少な精神分析事例集。精神分析はどのように身体に取り組むのか、身体を明確化するのか、身体について語るのか、いかなる場所が身体に与えられるのかなどを、詳細な事例提示によって論証する。この30年ほどで変化してきたラカン派分析家のあり方を克明に示し、日本の読者の得るところも大きい。『セミネール』への深い理解に基づき本書の稀有な立ち位置を鮮やかに示す解題を併録する。
原書名:LE CORPS PRIS AU MOT: CE QU’IL DIT, CE QU’IL VEUT
日本語版序文ーー日本の読者のみなさんへ
序章 語られた身体、語る身体
話すことによるさまざまな効果
症状をなす身体
語る身体の享楽
ウェルビーイングという強制
身体を持つとはなにか?
「身体についての言説・不和(dis-corps)」を精神分析すること
1章 鏡
まなざしのもとで
浮遊する身体
2章 食べ過ぎること、無を食べること
過剰に愛を食べること
若き(断食する)女性の身体
隠れながら
3章 身体に支障をきたすこと
透明な身体
動揺
4章 切迫
空(くう)への飛び降り
パニック
5章 暴力
がむしゃらに(失われた身体で)
生贄
6章 さまざまな病巣
精神分析に熱を上げるーー炎症性発作に苦しむ女性
腐った身体
7章 心気症(ヒポコンドリー)
痛み
生皮を剝がされて
8章 妊娠
わたしは男なのか女なのか?
不承不承
ひとつの身体の構築
9章 パートナーのアンコール
呪われた性
不貞の夫
10章 身体の出来事
身体の諸シニフィアン
症状と語る身体
結語
言語(ラング)の影響
寝椅子に横たわりなさい!
話存在ーーそれは身体から語られる
現実界に到達するまで
謝辞
監訳者解題
文献
訳者
福田大輔【1章、2章、3章、6章】
阿部又一郎【日本語版序文、序章、1章、3章、7章、9章、10章、結語】
森綾子【4章、5章、7章、8章】
内容紹介(「BOOK」データベースより)
現代社会では身体像がみなの最大の関心事である…そこでは“元気である”ことを強制されているにもかかわらず、わたしたちは幸福であるかのような幻影を生きているのではないか。活発で、オシャレで、健康であらねばならない、と。身体は制御(コントロール)されるべきで、それをみなに示すべきである、と急かされていないか。こうした理想には裏の側面が潜んでいる。「ストレス」や不安が身体を襲うこともあるからだ。精神分析では、無意識しか語られず、身体には興味が示されないといわれて久しいが、エレーヌ・ボノーはこの誤解を本書の臨床例を通じて解いていく。精神分析においては、身体は言葉(パロール)によって触れられ、触発されるからである。恥辱、制止、重篤な病、過食症、拒食症、恐怖、苦しみ、依存症などは身体への衝撃を明らかに語っている。精神分析家は身体を言葉によってとらえ、身体の不和・言説(dis-corps)を解釈する。そこにこそ、わたしたちは語る身体が望むことを発見する。本書で紹介される臨床事例によって、それぞれの主体がどのように身体を扱い、それについて語っているかを明らかにしている。身体と共になすことは創造的行為なのである。
目次(「BOOK」データベースより)
序章 語られた身体、語る身体/1章 鏡/2章 食べ過ぎること、無を食べること/3章 身体に支障をきたすこと/4章 切迫/5章 暴力/6章 さまざまな病巣/7章 心気症/8章 妊娠/9章 パートナーのアンコール/10章 身体の出来事/結語
著者情報(「BOOK」データベースより)
ボノー,エレーヌ(Bonnaud,H´el`ene)
パリの精神分析家。フロイト大義派(´Ecole de la Cause freudienne:ECF)とAssociation mondiale de psychanalyse(AMP)会員
福田大輔(フクダダイスケ)
パリ第8大学大学院精神分析科博士課程修了、博士(精神分析)。現在、青山学院大学総合文化政策学部教授
阿部又一郎(アベユウイチロウ)
千葉大学医学部卒業、精神科医、博士(医学)。現在、伊敷病院勤務、東洋大学大学院非常勤講師
森綾子(モリアヤコ)
パリ第8大学大学院精神分析科博士課程単位取得退学。現在、護国寺こころの森相談室室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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