グローバルインフレーションの深層
河野 龍太郎
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商品説明
内容紹介(出版社より)
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「大いなる過熱」の後に何が起きるか。コロナ禍を機に急激なインフレが世界を襲った。第一の原因は、先進各国の大規模な財政政策だ。第二の原因は、インフレを一時的と誤認し、サプライチェーンの寸断など供給ショックに怯えた中央銀行が利上げに出遅れたことだ。今や米国の高金利が誘発する超円安は、供給能力の低くなった日本のインフレを助長し、同時に財政インフレリスクも忍び寄る。局面打開に何が必要か。著名エコノミストが理論・歴史・政治・国際的視点から金融経済の行方を読み解く得心の一書!
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 1ドル150円台の超円安が繰り返すのか(超円安時代の到来/長期実質円安の実相)/第2章 グローバルインフレの真因(繰り返すショックと中央銀行の誤算/システマティック・エラーの中で沈む中央銀行の信認)/第3章 グローバルインフレは財政インフレなのか(しつこく高いインフレは、いつでもどこでも財政的現象/1980年代初頭のグレートインフレーション終息のもう一つの理由)/第4章 構造インフレ論、中国日本化論、強欲インフレ論(米中新冷戦と構造インフレ論/中国が直面する日本化(ジャパニフィケーション)問題/補論 強欲インフレの意外な真実)/第5章 日本がアルゼンチンタンゴを踊る日(少子化対策と財源問題/国際通貨「円」を保有する日本の公的債務の持続可能性)
著者情報(「BOOK」データベースより)
河野龍太郎(コウノリュウタロウ)
1964年愛媛県生まれ。87年、横浜国立大学経済学部卒業、住友銀行(現・三井住友銀行)入行。89年、大和投資顧問(現・三井住友DSアセットマネジメント)へ移籍。97年、第一生命経済研究所へ移籍、上席主任研究員。2000年、BNPパリバ証券に移籍。現在、経済調査本部長、チーフエコノミスト。財務省財政制度等審議会、東日本大震災復興構想会議検討部会、資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本問題委員会、経済産業省産業構造審議会新産業構造部会、内閣府行政刷新会議ワーキンググループなど多くの審議会で委員を務める。日経ヴェリタスのエコノミスト人気調査で2023年までに10回、首位に選ばれる。2023年7月より東京大学先端科学技術研究センター客員上級研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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