現代ポーランド音楽の100年 シマノフスキからペンデレツキまで
ダヌータ・グヴィズダランカ
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商品情報
- 発売日: 2023年12月25日頃
- 著者/編集: ダヌータ・グヴィズダランカ(著), 白木 太一(訳), 重川 真紀(訳)
- 出版社: 株式会社音楽之友社
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 208p
- ISBN: 9784276112179
商品説明
内容紹介
本邦唯一の現代ポーランド音楽書。現代&東欧音楽ファン必携の一冊!1:■第一章 プロローグ
2:(1)ショパンの祖国
3:(2)ポーランドの音楽的表象
4:(3)ピアノーー独立の「揺りかご」
5:■第二章 第二共和国から第三共和国までの百年
6:(1)復活した共和国
7:・音楽的展望
8:・協和音と不協和音
9:・大戦間期20年間の音楽上の出来事
10:・作曲家たちの間で
11:(2)占領期の音楽
12:(3)ポーランド人民共和国
13:・混沌とテロルの日々
14:・雪解け
15:・ポーランドの作曲家はいかに「冷戦」を生き抜いたか
16:・音楽の架橋
17:・音楽と政治
18:・音楽の光景
19:・作曲家たちはどのようにポーランド人民共和国体制の黄昏を表現したか
20:(4)第三共和国
21:・各々には各々の必要に応じて
22:・百年後の展望
23:■第三章 ポーランド音楽とはどのような音楽なのか
24:(1)ロマン主義的ーー懐古的ーー愛国的な道
25:・両大戦間期のモダニストたち
26:・新しい音響の探求の中で:「ポーランド楽派」
27:・新たな源泉からの音響:テープからコンピューターへ
28:(2)古楽ーー新たな発想
29:(3)様々なインスピレーション
30:・様々な音の風景
31:・戯れと冗談
32:■第五章 オペラ
33:(1)背景の政治とともに
34:(2)第二共和国探訪
35:(3)《イルッジェロ王》から《ユビュ王》まで
36:(4)オペラ展望
37:■第六章 女性史ーーテクラ・ボンダジェフスカの後継者たち
38:■第七章 移民、亡命者、コスモポリタン
39:(1)戦時中の亡命者、政治的亡命者
40:(2)コスモポリタン的ポーランド人
41:■付録 「百年百曲。音楽と時代と自由と」プロジェクトについて
42:訳者あとがき
43:人名索引
内容紹介(出版社より)
ポーランド共和国復興100周年を記念して、2018年にポーランド音楽出版社(PWM)から刊行された、1918年以降(作曲家シマノフスキ〜ペンデレツキの時代)のポーランドの音楽に焦点を当てた書籍の待望の邦訳。かつて日本で刊行された「ポーランド音楽史」はいずれも絶版で情報も古く、社会主義国時代に書かれたものだけに内容にも問題があった。しかし本書は従来とは違うアプローチでポーランドの歴史と社会の中に音楽をとらえ直した、文体も現代的な好著である。著者の女性ならではの視点も新鮮で、作曲だけではなく、政治、演奏やメディアといった世界にも新しい目配りがきいたものとなっている。図版も多く、親しみやすい。なお、日本語版独自の内容として、日本で特に有名なテクラ・ボンダジェフスカ(バダジェフスカと誤読されてきた《乙女の祈り》作曲者)に関することや、作曲家タンスマンの来日についての記述もある。本邦唯一の「ポーランド現代音楽史」。
第一章 プロローグ
(1)ショパンの祖国
(2)ポーランドの音楽的表象
(3)ピアノーー独立の「揺りかご」
第二章 第二共和国から第三共和国までの百年
(1)復活した共和国
(2)占領期の音楽
(3)ポーランド人民共和国
(4)第三共和国
第三章 ポーランド音楽とはどのような音楽なのか
(1)ロマン主義的、懐古的、愛国的な道
(2)民俗的ーー民族的な道
(3)宗教的な道
第四章 音楽のための音楽
(1)改革者ーー探求者たち
(2)古楽ーー新たな発想
(3)さまざまなインスピレーション
第五章 オペラ
(1)背景の政治とともに
(2)第二共和国探訪
(3)《ルッジェロ王》から《ユビュ王》まで
(4)風景を伴うオペラ
第六章 女性史ーーテクラ・ボンダジェフスカの後継者たち
第七章 移民、亡命者、コスモポリタン
(1)戦時中の亡命者、政治的亡命者
(2)コスモポリタン的ポーランド人
付録 「百年百曲。音楽と時代と自由と」プロジェクトについて
人名索引
訳者あとがき
内容紹介(「BOOK」データベースより)
ポーランド共和国復興100周年(2018年)を記念して、ポーランド音楽出版社(PWM)から刊行された、1918年以降ー作曲家シマノフスキ〜ペンデレツキの時代ーのポーランド音楽に焦点を当てた名著の待望の邦訳。新たなアプローチによって、ポーランドの歴史と社会の中に音楽をとらえ直した著作で、日本で特に有名なテクラ・ボンダジェフスカ(バダジェフスカと誤読されてきた“乙女の祈り”の作曲者)に関すること、作曲家タンスマンの来日についての記述など、日本語版独自の内容も掲載。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 プロローグ/第2章 第二共和国から第三共和国までの百年/第3章 ポーランド音楽とはどのような音楽なのか/第4章 音楽のための音楽/第5章 オペラ/第6章 女性史ーテクラ・ボンダジェフスカの後継者たち/第7章 移民、亡命者、コスモポリタン
著者情報(「BOOK」データベースより)
グヴィズダランカ,ダヌータ(Gwizdalanka,Danuta)
1955年、ポズナン生まれ。同地で英語学と音楽学を学び、1990年にベートーヴェンの弦楽四重奏曲をテーマとする論文で博士号を取得。さらにビドゴシュチュ音楽院で音楽史を学んだ。1991年以後は執筆活動に専念、論文や著書を数多く出版している。現代を中心としたポーランド音楽史研究の第一人者の一人
白木太一(シラキタイチ)
1959年生まれ。1982年早稲田大学第一文学部西洋史専修卒業、1986〜89年、ポーランド政府給費生としてワルシャワ大学歴史研究所留学、1992年早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。現在、大正大学文学部歴史学科教授、文学博士。専門はポーランド史
重川真紀(シゲカワマキ)
大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻博士後期課程修了(専門分野音楽学)。博士論文「オペラ“ルッジェロ王”の成立史ー資料研究と文脈研究の視座からー」で博士号(文学)を得る。2007年〜09年、ポーランド政府給費生としてワルシャワ大学歴史学部音楽学学科に留学。現在、相愛大学音楽学部非常勤講師。専門は19、20世紀のポーランド音楽史、特にカロル・シマノフスキ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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