“昭和”というブームが定着してきた昨今、このところさらに嗜好が細分化して

“平成レトロ”という分野が人気なのだといいます。

平成というワードで括られてはいますが、昭和後期から平成中期に流行ったアイテムや出来事を指し、

オジサン世代には“ちょっと前”そして、若者世代には“新しい”感覚がもて囃されています。

特にオートバイに注視すれば「レトロなのだが、街乗りにも使える実用性がある」ということから、

乗って楽しめるレトロなオートバイとして人気が高まっているのです。

さて、そんなカテゴリーのオートバイにあって、

特に人気なのが50ccクラスの原付と125ccクラスの小型カテゴリーたち。

990年代以降は、まさに華やかな原付が目白押しにリリースされ、

いまでは考えられないようなコンセプトのマシンたちがたくさん生まれました。

乱発気味な原付のリリースにワクワクさせられた記憶が、バイク好きにはあるはずです。

日本がイケイケだった時代に企画されたアイテムたち……

ここではそんな平成レトロな原付と小型（原付二種）オートバイにフォーカスしてみようと考えました。