内容紹介（出版社より）

お母様もご本人も、長く『暮しの手帖』を愛読されてきたという料理家の有元葉子さん。その有元さんのレシピ本を、小社から初めて刊行いたします。
近年うすれつつある「食の旬」と、家庭で料理を作ることや「ちゃんと食べる」ことの大切さを中心に据えて作った一冊です。
季節ごとの食材を生かした料理のレシピとともに、有元さんの食や料理の考え方、そして暮らしにまつわるエッセイも充実。読みごたえもたっぷり。
「食は暮らしの根幹」ということを、あらためて実感しながら台所に立つ、そんな機会になるかもしれません。
ご紹介する料理は、毎日の食卓で活躍するおそうざいばかり。旬の食材はそれだけでおいしいもの。だから料理はシンプルでいいのです。
おいしいもの

春
芽吹きの季節のうれしい大忙し

ふきの下ゆで／ふきと油揚げの炒め煮／ふきの葉のふりかけ／ふきみそ／生うどのふきみそ添え／うどの皮のきんぴら／ゆで筍／若竹煮／筍と真鯛の揚げもの／レモンクリームパスタ

「新」が名前につく野菜が出始めたら

しらすと新れんこんの混ぜ寿司／新ごぼうのニラだれサラダ／新キャベツのサラダ アンチョビドレッシング／ぬか床　ぬか漬け／アボカドとそら豆、ひき肉スパイス炒めのせご飯／アスパラガスのパスタ／かぶの塩もみレモン和え／やりいかのフリットとポテトフライ

百合根みたいな新にんにく
ふきの葉っぱ
もち麦をご存じですか？
重石がごろん
私のぬか床

夏
かぶりつくだけでおいしい野菜を見つけましょう

野菜と牛肉の炒めもの／ピーマンと牛肉の細切り炒め（青椒肉絲）／トマトと牛肉の細切り炒め／玉ねぎと牛肉の細切り炒め／なすと牛肉の細切り炒め／麺つゆ／じゃこと桜えびのかき揚げ

ご飯がすすむ夏のおかず

トマトときゅうりのカレーご飯／トマトときゅうり、玉ねぎのしょう油ドレッシング／厚切りトマトの玉ねぎドレッシング／ピーマンのきんぴら／焼きなすとみょうがのみそ汁／むらくも汁／さやいんげんのにんにくおかか和え／ししとうのチャーハン／ミニトマトのパスタ

テ・アラ・ペスカ
きゅうりの種
麺つゆ考
イタリア式トマトの食べ方

秋
山の幸、田畠の幸。なんて幸せな実りの季節

焼ききのこと青菜の柚子しょう油和え／椎茸のカキフライ風／いろいろなきのこの煮びたし／さつまいもとえびのかき揚げ／鶏の唐揚げ 柚子胡椒しょう油ダレ／三色きんぴら／鰺のお寿司／塩むすび／メープル玉子焼き／ほうれん草のおひたし／サバでんぶご飯／鶏と玉子のそぼろご飯

大きなお皿にどーんと盛って
段つき鍋できんぴらを
柚子ざんまい
ご飯を何で炊くか

冬
白と緑の野菜が旬。湯気と焼き色の料理で

小松菜と油揚げの炒めもの／ほうれん草と豚肉のスパゲティ／魚介とほうれん草のグラタン／大根と豚肉のスープ／大根とスペアリブの炒め煮／れんこんの肉詰め／ねぎときざみ揚げのうどん／白菜鍋

お正月のあとさき

焼き鴨／鴨雑煮／ねぎと揚げかまぼこの和えもの／ふろふき大根のねぎみそ／金目鯛の煮つけ／カキの春巻き

目ザルはすごい！
ほうれん草と小松菜
マヨネーズは自家製がおいしい
料理を知る
暮しの食事

内容紹介（「BOOK」データベースより）

季節ごとの食材はそれだけでおいしい。だから、料理はシンプルでいいのです。この本には、今夜作って食べたいふだんのおかずが載っています。ぜひ、何度かくり返し作って、みなさんの「うちの味」にしてください。

目次（「BOOK」データベースより）

春（芽吹きの季節のうれしい大忙し／「新」が名前につく野菜が出始めたら）／夏（かぶりつくだけでおいしい野菜を見つけましょう／ご飯がすすむ夏のおかず）／秋（山の幸、田畠の幸。なんて幸せな実りの季節）／冬（白と緑の野菜が旬。湯気と焼き色の料理で／お正月のあとさき）

著者情報（「BOOK」データベースより）

有元葉子（アリモトヨウコ）
雑誌編集者、三女を育てる専業主婦を経て、料理研究家に。四季折々の素材の持ち味を生かした、シンプルな料理が人気。和食はもちろん、日本の食材で作るイタリア料理やエスニック料理にも定評がある。東京・田園調布で料理教室「ＣＯＯＫＩＮＧ　ＣＬＡＳＳ」を主宰し、さまざまなイベントも企画（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）