内容紹介（出版社より）

この運命の輪は、どこに繋がっているのだろうか

誰しもひとりでは生きていけない。大切な人が必ずそばにいる。
昭和の終わりから令和へと紡がれる、あたたかな「縁」を描いた物語。

三年勤めた会社を辞めて故郷の田舎町に戻ってきた青年・佑。小さな郵便局でアルバイトを始め、忙しくも充実した日々が始まった。ある日、父の遺品整理をしていた佑は、謎の女性から宛てられた手紙を見つける。それから30年の時が経ち明らかになった、父の知られざる過去とはーー 世代を超えて繋がる人間模様と慈愛の心を、みずみずしい筆致でとらえた感動作。

プロローグ
1　　東紀州　一九八七　春
2　　東近江　一九八〇　初夏
3　　父の遺品　一九八七　盛夏
4　　信州にて　一九八七　初秋
5　　東紀州　一九八八　梅雨から初夏に
6　　Out of the blue　一九八九　秋から冬
7　　トロイメライ「Träumerei」　一九九〇　初夏
8　　STRENGTH　一九九一　夏から秋へ
9　　京都衣笠　一九八二　春
10　　京都大原へ　一九九一　秋
?　　運命の輪　信州へ　二〇二〇　初夏
?　　運命の輪　再び信州へ　二〇二二　立春
103　旅の途中　父のいた場所
104　父のいる場所へ　二〇二二　夏
エピローグ
　参考文献

内容紹介（「BOOK」データベースより）

三年勤めた会社を辞めて故郷の田舎町に戻ってきた青年・佑。小さな郵便局でアルバイトを始め、忙しくも充実した日々が始まった。ある日、父の遺品整理をしていた佑は、謎の女性から宛てられた手紙を見つける。それから３０年の時が経ち明らかになった、父の知られざる過去とはー世代を超えて繋がる人間模様と慈愛の心を、みずみずしい筆致でとらえた感動作。