内容紹介（出版社より）

会社法は、会社の設立から解散、組織運営や資金調達など、会社に対する様々なルールを法律として定めている。社会的・経済的・国際的な環境の変化に対応し、平成26年と令和元年に重要な改正が行われた。本書は会社法全体の解説と共に、この2回の改正における改正点をわかりやすく解説した内容となっている。会社法を学ぶことは、企業社会を円滑に動かす上での重要なルールを学ぶことを意味する。各項目の説明は明瞭かつ簡潔に心がけ、基本的な判例・コラムを織り込み、理解しやすいことを主眼に置く
第1章　会社法総論・会社の設立
1：事業の形態　　2：会社の経済的機能と法的規整　　3：会社法通則　　4：会社の商号　　5：会社の使用人等　　6：会社の代理商　　7：事業の譲渡　　8：登記　　9：会社の概念　　10：会社の種類　　11：会社の権利能力　　12：会社法の定義　　13：株式会社の設立　　14：株式会社の設立方法　　15：発起人・設立中の会社・定款の作成　　16：変態設立事項　　17：預合いと見せ金　　18：株式仮装払込みに関する責任　　19：会社設立関与者の責任　　20：会社の不成立と設立無効　　21：会社の設立登記とその効果
第2章　株主と株式
1：株式の概念　　2：株主の権利・義務　　3：株券　　4：株式の譲渡とその制限　　5：株主名簿と名義の書換　　6：株式の担保化　　7：自己株式の取得・保有（金庫株の解禁）と処分　　8：株式の併合と分割　　9：特別の株式と異なる種類の株式　　10：特別支配株主による株式等売渡請求（キャッシュ・アウト）　　11：単元株制度　　12：株券発行会社
第3章　株式会社の機関
1：会社の機関　　2：会社の区分　　3：会社の機関構成　　4：株主総会　　5：株主総会の招集　　6：株主総会の決議方法　　7：議決権の行使　　8：株主総会に関する株主の権限　　9：株主総会の決議の瑕疵　　10：取締役　　11：取締役会を設置しない会社の取締役　　12：取締役会設置会社　　13：社外取締役　　14：代表取締役と業務執行取締役　　15：表見代表取締役　　16：取締役の義務　　17：取締役の責任　　18：取締役等役員の任務懈怠責任の免除・限定　　19：監査等委員会設置会社　　20：指名委員会等設置会社　　21：監査役　　22：監査役の権限　　23：監査役の責任　　24：監査役会　　25：会計監査人　　26：会計参与　　27：会社訴訟
第4章　資金調達、計算、組織再編
1：募集株式の発行　　2：新株予約権　　3：社債の発行　　4：会計規則と会計帳簿　　5：計算書類　　6：資本金と準備金　　7：剰余金の配当　　8：定款変更　　9：株式譲渡制限規定に関する定款変更　　10：組織再編　　11：解散・清算・倒産

目次（「BOOK」データベースより）

第１章　会社法総論・会社の設立（事業の形態／会社の経済的機能と法的規整　ほか）／第２章　株主と株式（株式の概念／株主の権利・義務　ほか）／第３章　株式会社の機関（会社の機関／会社の区分　ほか）／第４章　資金調達、計算、組織再編（募集株式の発行／新株予約権　ほか）

著者情報（「BOOK」データベースより）

松岡弘樹（マツオカヒロキ）
１９７８年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。現在、神奈川大学経営学部特任教授、東京交通短期大学名誉教授

井上貴也（イノウエタカヤ）
１９９２年東洋大学法学部法律学科卒業。現在、東洋大学法学部教授

三森敏正（ミツモリトシマサ）
１９８５年専修大学法学部法律学科卒業。現在、石巻専修大学経営学部教授

坂野喜隆（サカノヨシタカ）
１９９４年明治大学大学院法学研究科民事法学専攻博士前期課程修了。現在、流通経済大学法学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）