内容紹介（出版社より）

歴史は、新史料の発見や研究の進展に応じて、つねに書き改められていく。
本シリーズ「日本史の現在」では、そうした日本史における研究状況を、第一線で活躍する研究者たちが、わかりやすく解説。
中世史研究の「現在」がわかる、全6巻のシリーズの第3巻。
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〈目次〉
　1　院政の成立　　〔樋口 健太郎〕
　2　中世荘園の成立ーー寄進地系荘園論から立荘論へ　　〔鎌倉 佐保〕
　3　鎌倉幕府と朝廷　　〔高橋 典幸〕
　4　鎌倉幕府の裁判ーー中世国家の一部分として考えるために　　〔佐藤 雄基〕　　
　5　中世の貴族社会　　〔遠藤 珠紀〕
　6　武士と地域社会　　〔田中 大喜〕
　7　新しい仏教者たち　　〔菊地 大樹〕
　8　村に生きる人々　　〔西谷 正浩〕
　9　自然環境からみる中世社会ーー気候変動・災害・生業　　〔田村 憲美〕
　10　アジアの中のモンゴル襲来　　〔榎本 渉〕
　11　室町幕府の支配　　〔吉田 賢司〕
　12　都市に集う人々　　〔三枝 暁子〕
　13　徳政と徳政令　　〔前川 祐一郎〕
　14　室町時代の文化　　〔末柄 豊〕
　15　銭からみる日本中世　　〔川戸 貴史〕
　16　列島を移動する人・物ーー広義の交通が媒介する社会　　〔綿貫 友子〕　
　17　日明・日朝関係と倭寇　　〔岡本 真〕
　18　戦国時代の室町幕府　　〔木下 聡〕
　19　一向一揆と法華一揆ーー戦国時代の仏教と一揆　　〔大塚 紀弘〕
　20　戦国大名と国衆　　〔丸島 和洋〕

内容紹介（「BOOK」データベースより）

「なぜ、教科書の内容は変化していくのかー？」第一線で活躍する研究者たちが中世史研究の現在と未来に向けた論点をわかりやすく解説。

目次（「BOOK」データベースより）

院政の成立／中世荘園の成立ー寄進地系荘園論から立荘論へ／鎌倉幕府と朝廷／鎌倉幕府の裁判ー中世国家の一部分として考えるために／中世の貴族社会／武士と地域社会／新しい仏教者たち／村に生きる人々／自然環境からみる中世社会ー気候変動・災害・生業／アジアの中のモンゴル襲来／室町幕府の支配／都市に集う人々／徳政と徳政令／室町時代の文化／銭からみる日本中世／列島を移動する人・物ー広義の交通が媒介する社会／日明・日朝関係と倭寇／戦国時代の室町幕府／一向一揆と法華一揆ー戦国時代の仏教と一揆／戦国大名と国衆

著者情報（「BOOK」データベースより）

高橋典幸（タカハシノリユキ）
東京大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）