容疑者Xの献身
東野 圭吾
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商品説明
内容紹介
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか。内容紹介(「BOOK」データベースより)
これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。
著者情報(「BOOK」データベースより)
東野圭吾(ヒガシノケイゴ)
1958年、大阪生まれ。大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、1985年、「放課後」で第31回江戸川乱歩賞受賞。1999年、「秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(1,120件)
- 総合評価
- 4.37
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(無題)
- konakona
- 投稿日:2007年03月08日
物語は靖子の元夫、富樫慎二が彼女の居所を突き止め、訪ねてきた事から始まる。どこに引っ越しても疫病神のように現れる富樫を、靖子と美里は大喧嘩の末殺してしまう。今後の成り行きを想像し呆然とする母子に救いの手を差し伸べたのは、隣人、天才数学者石神だった。
そして3月11日、富樫の死体が発見される。警察は花岡母子のアリバイを聞いて目をつけるが、捜査が進むにつれ、あと1歩といったところで悉くズレが生ずる事に気づく。刑事の草薙は困り果て、天才物理学者である友人、湯川に相談を持ちかける。
すると、驚いたことに石神と湯川は大学時代の友人だった。
天才数学者と天才物理学者の、殺人事件をめぐる隠蔽と解明が激しい攻防を生む長編ミステリー。そしてクライマックスでは倫理を超える真実の全貌が明かされる。3人が参考になったと回答
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2007年01月26日
「思いこみによる盲点をつく。たとえば幾何の問題に見せかけて、じつは関数の問題である、とか。」
キモ面、堅物の独身数学者は、いかにして隣に住む母子のアリバイを成立させたのか。なぜ彼は、家族でも恋人でもない隣人にそこまでするのか。
東野さんの作品では、『白夜行』を思い出させる作品。報われないと分かっていながら、それを望まず、あくまで一人の女性の幸せのために、嬉々として自らの人生を捧げる男の姿が描かれている。
『白夜行』においては、尽くす相手の女性との因縁が克明に描かれているため、感情移入しやすいが、本作品において、石神氏が「なぜそこまでするのか」という点については、簡単に触れられているだけである。普通に考えれば単に「理解不能」である。しかし、そこまでの背景をあえて語らないことで、彼のそれまでの人生における深い絶望が感じられて逆に切なくなる。女性にモテる要素を全く持ち合わせず、世間から距離を置く天才の苦悩が感じられるのでえある。
殺人のアリバイトリックについては、びっくりするものの、他の評者も指摘のとおり、冷静に考えてみればつっこみどころはたくさんある。ただ、本作品については、トリックの部分よりも、もっと見るべきところがあるのではないか。東野氏は、不器用で華やかでない男の本当の価値を分かっている。
『白夜行』には及ばないものの、十分に感動できる作品。人生において、悩み、深い絶望を味わったことのある人にはなおおすすめ。2人が参考になったと回答
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- leader0902
- 投稿日:2008年12月02日
直木賞作品に、個人的なレビューの必要はありません。必読の一冊です。
1人が参考になったと回答
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