元検事の目から見た「安田種雄氏不審死事件」の真相解明にむけて
村上康聡
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商品説明
内容紹介(出版社より)
隠された証拠、消された真実ーー事件は本当に終わったのか?
2006年、東京都内で発生した安田種雄氏不審死事件。
警察は「自殺」と発表した。しかし、関係者や専門家の間では不可解な疑問が消えない。
事件現場の状況、遺族の証言、検察の対応……すべてが「自殺」の一言で片付けられるべきなのか?
本書は、元検事・村上康聡が、事件の決定的証拠を徹底検証し、司法の盲点に切り込む衝撃のノンフィクション。
この本が明かす、3つの疑問
◆なぜこの事件は「自殺」とされたのか?
◆警察・検察の捜査は本当に適切だったのか?
◆「正義」を掲げる司法に、隠された矛盾はないのか?
捜査関係者の証言、事件の背景を徹底分析。
私は、かつて、23年間検事として勤務し、その間、警視庁捜査一課、鑑識課などと殺人事件等の捜査を行ったことが何度かありますが、私の経験から見ても、警察の動きにはかなり疑問な点が認められます。
その後、この捜査に対して疑念を抱く人たちがユーチューブなどで発信し始めましたが、新聞、テレビはこれについて報じることがほとんどなく、これについても批判が寄せられました。
そのような中、特定非営利活動法人日本リスクマネージャー&コンサルタント協会(通称RMCA)から依頼され、同協会が主催するユーチューブ番組のRMCAチャンネルに私がゲスト出演して、この事件の捜査の問題と今後の進め方について2023年7月から数回にわたって話してきました。
この本は、出版社から依頼を受け、私がRMCAチャンネルで話した内容を再構成してまとめたものです。
はじめに
第1章 不自然な警察庁長官と捜査一課長の発言
第2章 送致は終わっているのか
第3章 「告発者」を守ることはできるのか?〜佐藤氏の告発に公益性はあるのか?
第4章 芥川龍之介 『藪の中』 に瓜二つ!? この問題の動機を考える
第5章 2006年当時の捜査の問題点を探る!
第6章 未送致が意味すること 捜査の矛盾と警察の苦悩
第7章 緊急配信! 大丈夫なのか!? 安田種雄さん遺族が「警察」に告訴状提出!
第8章 今、検察のすべきこと! 警察事件、検察事件に関する想定されるシナリオとリスク回避方策
第9章 X子の疑惑徹底考察と検察の武器 〜刑事訴訟法226条〜
第10章 私が遺族代理人ならば…
第11章 死体検案書に見る事件性
第12章 今後「 検察」を動かしていくための方策
第13章 私が担当検事ならば…
第14章 下山事件との類似性も!? なぜ今、 陳述書なのか?
第15章 検察捜査の「現状と展望」
第16章 大塚警察署によるもみ消し「疑惑」決定的証拠はこれだ!
おわりに
RMCAチャンネルについて
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