内容紹介（出版社より）

千年の時を超えて響く、平安の心の調べ。

宮廷の華やぎと女流文学者の葛藤が織りなす"日記文学の傑作"は、数多くの問題と不可解な謎に溢れていた。
栄華の中の孤独から読み解く、紫式部の本音とはーー

『紫式部日記』を中心に、『更級日記』『源氏物語』を新たな視点で読み解く一冊。
著者の緻密な分析と大胆な解釈が、もののあはれと儚さ、平安文学の世界に新たな光を当てる。

『源氏物語をめぐって〜 紫式部は何を書き残したのか』著者が綴る、待望のシリーズ第三弾。
はじめに
第一章 紫式部日記
一 現行日記に沿って
二 日記はいつ書かれたか
三 現行日記の成り立ち　
四 自賛談その他
第二章 更級日記
一 上京の旅
二 物語耽読
三 父の任官
四 宮仕え
五 物詣で
六 晩年
第三章 源氏物語
一 第一部から　
二 他者の作と思われる巻の語彙による傍証
三　第二部からー「若菜下」「御法」「幻」
おわりに
参考文献

内容紹介（「BOOK」データベースより）

紫式部の声に耳を澄ませば、平安文学の謎が解ける。『紫式部日記』を中心に、『更級日記』『源氏物語』を新たな視点で読み解く一冊。著者の緻密な分析と大胆な解釈が、もののあはれと儚さ、平安文学の世界に新たな光を当てる。

目次（「BOOK」データベースより）

第一章　紫式部日記（現行日記に沿って／日記はいつ書かれたか／現行日記の成り立ち／自賛談その他）／第二章　更級日記（上京の旅／物語耽読／父の任官／宮仕え／物詣で／晩年）／第三章　源氏物語（第一部から／他者の作と思われる巻の語彙による傍証／第二部からー「若菜下」「御法」「幻」）

著者情報（「BOOK」データベースより）

神明敬子（シンメイヨシコ）
１９４２年、東京都生まれ。１９６４年、お茶の水女子大学文教育学部国文学科卒業。女子学院教諭、２００２年退職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）