![やなせたかしの生涯アンパンマンとぼく(文春文庫)[梯久美子]](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/3464/9784167923464_1_11.jpg)
やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく (文春文庫)
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商品説明
内容紹介(情報提供:絵本ナビ)
![]() 放送中の朝ドラ「あんぱん」とリンクして、やなせたかしを知るうえで、とてもありがたい本です。 ドラマはフィクションですが、この本を読むといかに事実と寄り添っているかに感心させられました。 自分としてのやなせたかしは、「詩とメルヘン」の編集長であり、多くの絵本作家、児童文学者を育てた人のイメージが強く、次に「チリンのすず」のような絵本や詩画集の作家であり、「アンパンマン」は、どうしても後付けになってしまいます。 テレビアニメを観ていたわけでもなく、東日本大震災の時に印象づけられたような後進者ですが、この本でわかったような気がします。 「アンパンマン」は、幼児たちが掘り起こしてくれた作品だったのですね。 この本に登場する、戦後日本を代表するような文化人との接点には驚きました。 やなせたかしは、多くの人に認められ、育てられた人だったのです。 それだけに、自身の生い立ちの寂しさに裏打ちされた、生き方、考え方には、学ぶところも勇気づけられるところも満載です。 この本が児童書の中に紛れていても、やなせたかしという歴史の立役者の作品群への導入であったり、読み聞かせする大人の心持ちだったりを喚起するためのベストポジションだと感じました。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 ) 【情報提供・絵本ナビ】 |
内容紹介(JPROより)
NHK朝ドラ「あんぱん」放送!
梯久美子が書き下ろす「アンパンマン」の作者・やなせたかしの本格評伝
栗林忠道、島尾ミホ、原民喜などの評伝を手がけてきたノンフィクション作家・梯久美子が、綿密な取材をもとに知られざるエピソードを掘り起こした「やなせたかし」評伝の決定版。
高知県で生まれた嵩(たかし)は、幼少期に父を亡くし、再婚した母とも別れて伯父の家で育つ。
東京で美術を学び、デザイナーとなるが、徴兵され中国大陸へ。
戦場で飢えを経験したことと、たったひとりの弟が23歳の若さで戦死したことが、のちに「アンパンマン」の誕生につながっていく。
戦後に就職した高知新聞社で「韋駄天おのぶ」とあだ名される元気いっぱいの女性・暢(のぶ)と出会った嵩は、
再度上京し、妻となった暢とともに子どもの頃からの夢だった漫画家を目指す。
たくさんの挫折を経験し、ようやくアンパンマンを生み出すが、
「顔を食べさせるなんて残酷だ」「気持ち悪い」と大人たちからは大ブーイング。
だが子どもたちは、無垢な心でアンパンマンを愛してくれたーー。
著者はかつて『詩とメルヘン』編集者として、やなせたかしのもとで働き、晩年まで親交があった。
子ども向けに書いた伝記『勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語』(フレーベル館)はロングセラーとなり、小学校の教科書に採用されている。
2011年の東日本大震災直後、被災地からラジオ局にリクエストが殺到した「アンパンマンのマーチ」。
避難所で大合唱する子どもの姿に、92歳だったやなせは感動し、94歳で亡くなるまで、復興のために力を尽くした。
愛と勇気に生きた稀有な生涯を、評伝の名手が心を込めて綴る感動作。
(文庫オリジナル)
内容紹介(「BOOK」データベースより)
自分の顔を食べさせる前代未聞のヒーロー、アンパンマンには作者の祈りと哲学が込められていた。家族との死別、胸がつぶれるほどのさびしさに耐えた幼少期、戦争の傷、下積みの苦しさと無名であることの悲しみー。それでも生きることを肯定し、光にむかって歩き続けたやなせたかしの生涯を、評伝の名手が綴る感動作。
目次(「BOOK」データベースより)
序章 ふたつの別れ/1 父と母/2 伯父の家/3 青春の日々/4 軍隊へ/5 戦地/6 敗戦/7 弟の死/8 新しい出発/9 韋駄天おのぶ/10 ふたたび東京へ/11 転機/12 アンパンマン誕生/13 『詩とメルヘン』創刊/14 アニメになったアンパンマン/15 絶望のとなりに
著者情報(「BOOK」データベースより)
梯久美子(カケハシクミコ)
1961年熊本市生まれ。北海道大学文学部卒業後、やなせたかしが編集長をつとめた雑誌『詩とメルヘン』の編集者となる。40代でノンフィクション作家としてデビューし、『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』(新潮文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。同書は米、英、仏、伊など世界8か国で翻訳出版されている。読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞ほかを受賞した『狂うひと「死の棘」の妻・島尾ミホ』(新潮文庫)など著書多数。ジュニア向けに書いたやなせたかしの伝記『勇気の花がひらくとき やなせたかしとアンパンマンの物語』(フレーベル館)の内容が、小学校5年生の国語教科書に掲載されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(63件)
- 総合評価
4.55
ブックスのレビュー(8件)
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(無題)
- beinghiro
- 投稿日:2025年06月16日
NHK朝ドラを見ている母のリクエストで購入しました。ドラマの理解も深まると母は喜んでくれました。
1人が参考になったと回答
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(無題)
- トンケイ6891
- 投稿日:2025年04月29日
現在、NHKラジオで放送中…
保坂正康さんの相手をしながら、けっこう厳しい発言も有り、ラジオも聴きましょう!!1人が参考になったと回答
-
(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2025年10月26日
丁度テレビドラマの放映もあって、並行しながら読み進めました。
0人が参考になったと回答



【情報提供・絵本ナビ】









