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【POD】CIMを学ぶ〜総集編〜

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商品説明

内容紹介

CIM とは Construction Information Modeling / Management の略だとされている。BIM があくまで、Building Information Modeling と、モデリングであるのに対し、CIM にはマネジメントが加わっている。海外ではすべてを含 めて BIM なのだが、わが国では CIM とよび、マネジメントに力点を置く。私見であるが、理由は、次の通りである。

1 文化・慣行:

建設業というのは、一種の文化であり、国ごとに法律も慣行も異なる。コンサルティングのやり方も、積算も、測量や設計の成果の納品も、雇用の形態も海外とは異なる。

2 一品生産:

過去のモデルをそのままコピーすることができない。たとえば、 マンションなら数棟を、少しずつ変更しなが ら設計することは可能である。さらに、地形自体がモデルであり、切土・盛土は設計対象である。地質のモデル化 も避けては通れない。

3 関係者の複雑性:

物事が受発注者間だけで決まるのではなく、各部署との折衝、他省庁との協議、住民説明等関係者が極めて多く、複雑である。

4 データ運用の必然性:

発注者には、調査や測量、維持管理等も重要であり、建設ライフサイクル全体でのデータ運用が必要である。

5 施工の多様性:

施工だけとっても、工種は多岐にわたり、1社で工事が進むことの方が稀で、数社あるいは十数社が関係するこ との方が多く、関係者間での情報共有、とくに可視化されたモデルの共有は重要である。



このため、CIM においてはモデルを活用し、マネジメントを行うことが主眼となる。 だたし、本書ではマネジメントの手法を論じるのではなく、著者のこれまでのモデル活用の実践例(2 章から 4 章)を通して、3 次元モデルが実際にどのように使われたのかを示す。なお、5 章には、ダムの先駆的な活用事例と河川で の CAD ソフトの活用の上級者向けの技法を『CIM を学ぶ IV』より転載した。



本書の内容は次の通りである。

1 章はかなりクドイ。読者は 1.3 から読み進めて欲しい。その上で、もしも「CIM とは何か?」とか、著者(小林) は「何を言いたいのか?」とか思った方は、以下の文章を読んで頂ければ幸いである。30 年間の 3 次元 CAD 活用の 「いまの気分」をまとめてみた。本章では CIM やモデルに関する基礎的事項を 2 節までにまとめ、3 節ではモデルの 使い方の基本として「見える化の技法」をまとめた。

2 章から 4 章は、小林研究室での実践例である。このため、現在では不要な CAD 関連の情報や、いまは使われてい ない名前(大分川ダムは現在は七瀬ダムに名称変更)等もあるが、そのまま使用している。また、5 章では、国土交通 省の地方整備局で先進的な取り組みをしておられた 2 名の方に、CIM 活用に関する文章を書いていただいた。自筆原 稿を尊重し、他の章とは形式が異なる点もあるが、統一はしていない。
■【POD本】に関するご注意■
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