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ことばとプレイセラピー 乳幼児期のこころを育む心理臨床 (アカデミア叢書)
黒川 嘉子

3,850(税込)送料無料

商品情報

  • 発売日:   2025年03月17日頃
  • 著者/編集:   黒川 嘉子(著)
  • レーベル:   アカデミア叢書
  • 出版社:   創元社
  • 発行形態:   全集・双書
  • ページ数:   168p
  • ISBN:   9784422116532

商品説明

内容紹介(出版社より)

子どもの心理療法の代表的なものとしてプレイセラピーがあるが、子どもは「まだ大人のように話すことができない」から、身近な遊びを用いてアプローチするという短絡的理解にとどまっている面は否めない。本書では、子ども特有の“ことば”に着目し、養育者やセラピストなど他者との情動的な共有体験のなかで生み出される潜在空間potential spaceの体験を描き、その子どもらしく、こころを育むとはどのようなことかを提示する。
序章 乳幼児期の心理臨床
 乳幼児期という過程
 はじめの100か月の育ち
 心理臨床の専門性
 本書の構成

第1章 言葉が生まれる空間
 1歳6か月児健診という契機
 Infantとの会話
 主観的体験の共有
 視線を合わせる体験ーー言葉の遅れをもつ男児の事例から
 情動調律と見つめ合い
 同一でないことで生じる空間
 描画に見るpotential space

第2章 大人と子どものあいだで生じる秩序の揺らぎ
 InfantからToddlerへ
 虐待不安
 domesticに潜む目的性
 秩序を揺るがす子ども
 セラピー空間の抱える機能
 汚れと実在性
 プレイセラピストとして

第3章 子どもの「ことば」に見る音の響きと身体性
 プレイセラピーにおける言葉
 Stern, D. N. に見る両刃の言葉
 子どもの「ことば」
 移行対象としての言葉
 ことばがもつ音の響き
 音と呼び名のあいだ
 「ことば」の記録

第4章 乳幼児のことばに見る音感性の移行対象ーー移行対象としての言葉を捉える試み
 乳幼児期の「不思議なことば」調査
 調査結果の概要
 分離を受けとめる「ことば」

第5章 表情を感じる体験世界ーー人との関係性・モノとの関係性
 相貌的知覚
 人の顔への敏感性
 表情を理解する体験
 モノたちの表情
 文字や「ことば」の表情
 あらためて顔の表情

第6章 眠ることにおける不確かさの体験
 乳幼児期の睡眠と離乳
 Winnicottの移行対象・移行現象理論
 移行対象・移行現象の実際
 共に在ることと一人でいること
 就眠と遊びの不確か
 乳児期後半の子どもの体験世界

第7章 体験の中間領域から見る幼児の物語りーーCAT日本版図版を用いて
 橋渡しをする言葉
 子どもの語りを聴くこと
 CAT日本版実施の概要
 物語の形態分類と「物語るー聴く」プロセスの検討
 中間領域における「物語るー聴く」体験

第8章 プレイセラピーにおける実在性(actuality)
 プレイセラピーに対する長い迂回路
 遊びの中で表出されていること
 おもちゃという言葉
 遊びのゴール
 子どものことばと大人の言葉

終章
 不確かさのなかの確かさ
 乳幼児期のこころを育む環境

あとがき
文献
初出一覧

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